イヤなことも引きずらず、元気にボール遊び。
※大福日記『
日々徒然』より
■ 不穏な仕種 ■ 大福:生後696日目
先週、アクシデントがあってからちょうど1週間。幸い、咬まれた後遺症は精神的にも肉体的にもないようだと思っていた。特に歩行にも問題ないし、友達犬や見知らぬ犬に出会っても恐がる素振りもないし、むしろ一緒に遊びたがっているようだった。唯一心配だったのは、この1週間のうちに当の本人に出会っていないことだった。友達犬だから、遊べなくなったら双方とも可哀想だななんて思っていた。
そして今日、アクシデント以来初めて出会った。たぶん恐がるだろうなと思っていたら、案の定、そばに寄って来られた時に避けるように反対方向に歩いていってしまった。良かった、恐がるならまだマシだと思っていたので一安心した・・・。
と思っていたら、2回目にそばに寄って来られた時に、大福の背中の毛がスゥ~ッと逆立ったのを見逃さなかった。こんなの初めて見た。極度の緊張の表れではないだろうか。何となく嫌な予感がしたので、大福を連れて広場を離れて気晴らしに歩いて、違う広場で軽くボール遊びをした。そして再び元の広場に戻った。今度は抱きかかえて近づいてみた。相手の友達犬が近づいてきたが、今度は大福のほうがはるか目線の高さが上だったこともあってか特に緊張することもなかったので、しばらくして地面に降ろしてみた。ちょっと緊張したが、近づいて来られても今度は普通だった。
その話を後日、識者に話したら、やはり大福は緊張感を持っているのだろうとのことだった。一番心配なのは、相手を恐がるならまだしも緊張から攻撃的態度に出ることだそうだ。相手を傷つけることも心配だが、人間なり犬なりを咬んだ経験がないのに咬むことを覚えてしまうことのほうが心配すべきなことだと言われた。なるほど、それは大きな問題である。
相手の友達犬には悪いが、しばらくは会わないようにしたほうが良いのだろう。そのほうが大福も私も相手の友達犬も飼い主さんも、そして周りの友達犬の飼い主さんたちも皆んなハッピーなのだと思う。なかなか難しいものである。
- 関連記事
-