2003年11月20日(木)の大福
※大福日記『日々徒然』より
■ 器物損壊 ■ 大福:生後581日目
先日テレビのニュースでこんなことを言っていた。「埼玉県草加市の川沿いの広場に、釣り針入りのソーセージがばらまかれ、誤って犬が食べる事件があった。 18日午前10時ごろ、草加市松江の広場で、犬が食べていたソーセージのかけらに釣り針が入っているのを飼い主が見つけた。犬は動物病院で釣り針の摘出手術を受け、命に別条はないという。ソーセージのかけらには、あわせて7本の釣り針が入っていたことが分かり、警察では器物損壊の疑いで調べている」と。
以前から、悪意ある人間の仕業による毒入り団子やシューマイなどを犬たちが食べてしまい被害に遭うという事件は起きていた。今回も同様に悪意ある人間の仕業なのだろう。今回被害に遭った犬の体内には3本の釣り針が入ってしまい、うち2本は摘出したとあった。もう1本がどうなったのかも気になるところだ。そして何よりも拾い食いにはくれぐれも注意をはらいたいものだ。
ところで、ニュースでも読まれていた「器物損壊」という言葉。いくら愛犬家が溺愛して家族同様に犬たちと生活していても愛犬に被害が及んだ場合、こんな言葉で片付けられてしまうのが今の日本の現状だ。『愛犬マックス・誘拐DOGNAP』という本がある。これなんかも犬を誘拐しても「窃盗」にしかならない。身代金を要求しても「恐喝」にしかならない。仮に死なせても「器物損壊」にしかならないという部分に着目した小説だ。
器物損壊・・・何とも嫌な言葉である。
大福は何を思ったか凛としたポーズをとっていた。
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