2003年11月19日(水)の大福
※大福日記『日々徒然』より
■ 過保護と笑わば笑え ■ 大福:生後580日目
実は大福が昨日の夕方、急に体調がおかしくなった。一昨日ぐらいから何気にクチをニチャニチャ音立てていたし、ペロペロとクチの周りを舐め回していたので気にはなっていた。昨日はそれに加えてえずくような咳までし始めた。そして夕方の散歩に出ようとすると座り込んでしまったのだ。
慌てて車に乗せて病院に連れて行ったが、待合室に座って膝の上に寝かせていた3回ずつぐらい小刻みな痙攣気味の連続の震えまでし始めた。
診断の結果、異物を飲み込んだ可能性は低いので、急激な腹痛か喉に炎症もしくは何かが引っかかっていることも考えられるとのこと。実際、喉の筋肉のあたりが緊張していて硬かった。触られると嫌がってもいた。筋肉緩和と抗生物質の注射を打ってもらい診療は終えて帰宅。その日はオシッコ散歩もしなくてよいので十分静養するようにとのことだった。
ところで、獣医師は原因が分からないと何とも言えないと言っていたが、24時間見守ることなど不可能なわけで、その発言には危うくキレそうになった。
幸い、家に戻ってからは病院に行く前に見られた症状も全くなく食事もきれいに食べて「さっきのはいったい何だったの?」というほど回復していた。
一夜明けての今日も、すこぶる元気で昨日の大騒ぎが恥ずかしいぐらいだった。夕方、獣医師に電話をしたら症状が回復しているということは、異物などを飲み込んだのではないのは確実で、何か一時的な痛みが襲ったのだろうとのこと。原因究明は無理とのこと。万が一、ここ1週間ほど内に同じような症状が出たらまた診てもらうことに。
文字で経過を書くと何ともあっさりした診断だが、人間でも体調が悪い日はあるし犬たちにとってもそういう日はあるのかもしれないと妙に納得。
何かあると病院に連れて行って大騒ぎしているのを見て過保護だなと呆れている人もいると思う。確かにその気はあると思う。しかし、死んでしまった福が小さな体で真夜中に痙攣を起こして部屋中を走り回って壁や家具に激突していた姿を見てしまうと、物言わぬ大福ら犬たちの様子が少しでもおかしくなると慌ててしまうのだ。老衰で天寿を全うするならまだしも病気で死なせてしまうことはもう考えたくないのだ。たとえ、大袈裟、過保護と言われても。
それにしても写真の大福、映画『キル・ビルvol.1』の真似か?
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