JRのE電・・・(;^_^A 上野から品川までを考えてみる。「上野」は、始発・終着駅でなくなり通過駅になった時点で近代に身売りした感は否めない。「御徒町」(関西圏の人は、おかちまちって読めないよね?)は、見事に発展することもなく昭和色強し。秋葉原はAKBに加えて、つくばエクスプレスの駅ができた頃から、やはり近代に身売りかな。「神田」は取り残されていて昭和度高い。「東京」、これはもう論外で近代の象徴のようだ。「有楽町」、そごうがビックカメラに変わったがなぜか昭和度高い(新施設も少しはあるが)。「新橋」、汐留側は開発で身売り感強しだが、機関車側はサラリーマン度高しで昭和度健在。「浜松町」も多少開発ありだが、昭和臭かな。「田町」は、節操なしな感じで論外。「品川」も新幹線停めることもあって近代化して魅力なし・・・。
と考えると、昭和度の香りを出しているのは、「御徒町」、「神田」、「有楽町」、「新橋」、「浜松町」ぐらいとなる。それらの中で京浜東北線の快速が通過してしまうのは、「有楽町」と「新橋」(御徒町は平日は停まらないが)だけ。京浜東北線の快速なんてのも近代に身売りした象徴ともいえなくもないので、昭和度高しという点では、「有楽町」と「新橋」が双璧で残る。しかし、、「新橋」の汐留側はずいぶん拓けてしまったし、ゆりかもめ線も開通しているので、中途半端な気もする・・・。てことで、昭和臭、昭和度の高いのは「有楽町」に決定!
だからどうした!
そんな有楽町の昭和度を高め、キープしてくれているのが銀座側にある「交通会館」。地下に集中している飲食街なんか、時間帯によっては「タイムスリップした?」とも感じるほど昭和している。その飲食街の中にある洋食屋の『あけぼの』。ま、他の店もそうなのだが、いつ行っても満席。複数人数なんかで行くとまず並んでなど座れない。なのに、店は気遣いしてくれて並んで座れるようにお客や注文を整えてくれる。こんな気配りが嬉しい。
メニューには魅力的なコンビメニューがいくつかあって優柔不断な身としては迷いに迷ってしまう。迷いながらもよく食べているのが、「サービス定食」。ヒレカツとエビフライの2種は決定事項で不動。それに加えてもう一品、アジフライかカニクリームコロッケかのどちらかを選ばなければならない3点セット。
カニクリームコロッケを選んでみる。野菜高騰のおりにかなりの量のキャベツにレタス。それにお新香小皿。このお新香が手抜きでなく手間をかけていて実に美味しい。そして、ワカメと豆腐メインとなる味噌汁も手抜き感なく美味しい。ご飯も多めなのが嬉しい。脇役となるべきお新香、味噌汁、ご飯ですら見事なラインナップだから、主役のフライの皆さんのできばえ食べ応えなどいうまでもない。昭和のフライ屋、健在!いつまでも不変であって欲しいものだ。
■ サービス定食。ヒレカツ、エビフライ、カニクリームコロッケの面々。
■ 店構え。
ぴあ (2014-09-18)
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