不謹慎にもかき氷が食べたくなってしまった。
天皇陛下の開会宣言は始まっても最初は立とうとしなかった総理と都知事。
東京オリンピック1964の時は、陛下以外は誰も立っていないよね・・・。
立たないほうが陛下が目立って良かったのかな。
強行突破で始まってしまった『東京オリンピック2020』。もっと反対ムードが高まるのか思っていたら、昨日当日の昼間から国立競技場がある千駄ヶ谷界隈には大勢の人が集まり、その人出は原宿・竹下通りの賑わいのようだったとか。テレビのニュースを見ても五輪のシンボルマークの前で写真を撮り合う人がたくさんいて驚いた。いざ、始めると皆、楽しみにしていたんだなと思い知る。
かく言う自分は、やめればイイのになぁ・・・と思いつつも、「絶対にテレビ中継なんか見ないぞ」というほどの頑固さもない日和見主義の極み。当日の早い時間帯に、『君が代』の国歌独唱をMISIAが担当すると聴いて、テレビを見ることは簡単に決定。
ウダウダと時間が経過して、20時の生放送が開始。テレビから流れてくるMCが耳につく。あれ?この声は、プロ野球のドラフト中継の人じゃないか?なんて思ったり。
そうこうしている間に、早々とMISIA登場。『君が代』歌っただけなので、時間は2分弱か。期待以上でも以下でもなかったというのが、正直な感想。衣装についてもよく分からないが、衣装の色合い(たぶんオリンピックカラーなのか)を見てたら、かき氷が食べたくなってしまった・・・。
見たいメインは終わったので、続きは見る必要もなかったのだが、寝るには早い時間だし、こうなりゃ意地悪い視点で続きを見てみるかと意地悪モードで続きをながら視聴。
本来は、20時から23時30分までが放送枠だったようだが、終わったのは日付が変わる直前。フィールドに長い時間放置された参加選手の中には、寝転がっている人もけっこう目についた。セレモニーに持込禁止とされていたスマホを持っている選手の数もかなり多かった。日本人選手は律儀に持ち込んでいなかったのか、ほとんど目につかなかった。
全体を見ての感想としては、「痛々しかった」という言葉が一番適切に思えた。なんだろうね、チグハグしているというか。
天皇陛下が開会宣言された時、お言葉の途中になって、慌てて立ち上がるガースー首相と小池都知事。気が利かないんだなぁ・・・と一瞬思ったけど、東京オリンピック1964の時は陛下のみお立ちになっていたようだった。
あと、やはり競技場内に常設の聖火台がないのも致命的。聞けば、夜中のうちに有明(お台場)の聖火台に聖火は移動したとか。その辺のこと、テレビで言ってたのかね?大坂なおみ選手が点火した聖火がそのまま、あの場所で燃え続けると思っている人、けっこういるような気がする。
それと、個人的には、アトランタ・オリンピック(1996年)の時の聖火ランナー、モハメド・アリさん(カシアス・クレイ)の衰えぶりを見たくなかったのと同じで長嶋茂雄さんの今の姿も見たくなかったなぁ・・・。かなりショックだった。
まぁ、外野としては、一応、備忘録として記しておこうっと。
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