似て非なる言葉
楽天市場が3月18日から、3,980円以上の商品購入で送料無料とする方針を打ち出した。それに対して、公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を実施した。
しかし、楽天市場は一歩も引くことなく送料無料に踏み出すことを宣言したとか。
面白いのは、当初は「送料無料」を打ち出していたが、公取の検査以降は「送料込み」としている。
「送料無料」と「送料込み」・・・ん~、言葉こそ違うけど、購入する側にとっては、送料負担がないことでは、同じことといえるだろう。
言葉遊びと考えることもできるが、身近な社会の中には、『似て非なる』言葉がけっこうある。似て非なるだけでなくややもすると使い方を間違えている言葉などが多いように思える。
自分の中で思いつくまま挙げてみると・・・。
■ 「事実」と「真実」
たぶんだが、「事実」はシビアに一つしかないけど「真実」ってのは、感情が入っているように思える・・・あくまでも私感だが。
■ 「差別」と「区別」
これは正直自分の脳みそでは文字としての違いは理解できるが、よそ様に説明することは不可能。
■ 「整理」と「整頓」
これも難しいなぁ。自分の解釈としては、お客が来るからとお客の目につかないところに片づけることが「整理」。片づけた物に秩序を与える(分類)するのが「整頓」・・・で、どうなのか?
■ 「しいて言うなら」と「あえて言うなら」
もう、これは完全に無理。正しい使い方が昔から分からない。だから、日常会話や書き文字の中で使わないようにしている・・・ぐらい理解不能。
サッサと思いつくのは、これらの感じだが、もっと多くありすぎて意識せずとも避けて使っていない言葉たくさんありそうだ・・・(恥)。
ところで、「送料無料」と「送料込み」も何か違いがあるのだろうか?
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