※大福日記『
日々徒然』より
2007年5月26日(土) ■ ポッサム ■ 大福:生後1864日目
キムチの王様、ポッサム・キムチ。キムチ漬けしたタコ、なまこ、牡蠣、栗、梨、松の実、ナツメなどを白菜キムチでくるむように包み込んだモノで美味なることこの上ない。この包み込む様子をポッサムと言い、韓国ドラマ(特に時代劇)とかで人をさらう時などに大きな風呂敷状のモノを被せて連れ去ってしまうシーンなどをよく目にする。不謹慎だが、北朝鮮に拉致された人の話の中にも「何かを被されて・・・」と言うような言葉が出て来たりする。
で、今日ちょっと納戸を整理してたら懐かしいバッグが出て来たので、大福をポッサムしてみた・・・。大福が散歩デビューの頃にいつも入っていたキャリーバッグである。大福は散歩デビューの頃、毎日このバッグに入って出かけていた。万が一、お出かけの時にバッグに入らなければならないことがあった時に嫌がらないようにの練習だった。バッグに入って、車の中でバッグから出る。そして、車で散歩に行く。このバッグに入るのは嫌なことではないと思ってもらうための手間であった(正直面倒臭かったかなぁ)。家から数分の公園に行くのにもバッグに入って、車に乗って・・・を繰り返した。その甲斐あって、バッグに入ることも嫌がらなかったし、車に乗ることも少しも嫌がらなかった。もちろん、車に酔うこともなかった。
車に関しては、その後もかなりの頻度で乗っているので今のところ問題はないが、キャリーバッグに入るということは今まで一度もなかったので、今どう思っているのか、はなはだ疑問であった。そんな興味もあったので、昔懐かしいキャリーバッグを広げて「大福、おいでぇ」と声をかけたら、何の抵抗もなくスタスタと中に入り、今では窮屈であろうスペースでUターンしてお座りしていた。さすがに座ったままでは中に入りきれなかったが、この様子ならきっと中で伏せして大人しくしてくれるのではないだろうか。でも、その表情を見ると決して嬉しいと言うことはないようで、「我慢すりゃイイのね?」と言う感じに見えた。
長い間、入ったことのないバッグだったが、大福はちゃんと覚えていてくれたのだと思う。大福の記憶の中に残っていたことに感動してしまった。でも、ポッサム状態にもちょっと笑える・・・スマンm(_ _)m
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