通勤クラスター
新型コロナウイルスのことを『シン・コロナ』と言っているのだが、どうもシン・ゴジラ同様に形態を変えているように思える。しかも、シン・ゴジラは単体が形態を進化させていたが、シン・コロナは単体ではなく複数の形態に進化し増殖しているように思えるから厄介である。
東京に関しては、一日の感染数が360件を超えた日もあるが、200件台が当たり前になってきているのが、7月26日現在の傾向である。一度だけとはいえ360件以上を経験しているから、200件台だと少ないような印象を受けてしまうのも厄介なところである。
東京については、一日の感染数200件台ベースが当たり前的になってきているが、全国レベルだと一日1,000件を超えるのも時間の問題ともいえる傾向が見られる。
西村経済再生大臣が、7/26の会見でテレワークの7割実施を要請したようだが、感染経路が「夜の街」から「感染経路不明」の数が増えてきたことも、テレワーク実施の再確認と再要請に関係しているのだろう。
『通勤クラスター』なるものが発生しているのだはないのかと推察される。通勤時の電車内では会話こそ少ないのだろうが、どうしても3蜜(密閉・密接・密集)は避けようがない。政府のシン・コロナ対策や分析では「通勤クラスター」が大きく圧しかかってきているのではないのか?
そもそも、西村経済再生担当大臣(新型コロナ対策担当大臣を兼任しているとしても)一人でシン・コロナ広報のような立場でいるのも変な話で、本来であれば加藤厚生労働大臣も国民に向けて積極的に話をすべきではないのか?西村大臣が政府を代表するような立場でいること自体、政府は、シン・コロナの収束(終息)よりも経済再生を優先させた証なのではないのか?
- 関連記事
-
-
腐ってもテレビ 2020/08/18
-
通勤クラスター 2020/07/27
-
感染者数ゼロが続く岩手県 2020/07/23
-