※大福日記『
日々徒然』より
2006年11月17日(金) ■ 狂犬病 ■ 大福:生後1674日目
昨日のニュースで、日本国内で狂犬病の発症があったと言っていた。京都でのことで実に国内では36年ぶりの発症とか。発症した男の人は、8月にフィリピンで犬に咬まれたのが原因だったらしい。この人は昨日の時点では重体とされていたが、結局今日のニュースでは死亡と報道されていた。死亡率100%ってのはやはり本当なんだなと複雑に納得。
平和ボケしている日本では、この狂犬病なんかに対する認識も他人事であり、対岸の火事として一過性のニュースで終わってしまうことだろう。一応、狂犬病予防接種は年に1回義務づけされているが、接種率は40%台ぐらいだったと思う。実際、日本では長年発症していないからと未接種を声高に言っている飼い主を何人も知っている。確かに、犬たちの体調や年齢によっての配慮がされていない安直な接種義務に関しては問題点も多いだろうが、この国に生まれてこの国に住んでいる以上、仕方ない部分もあるだろうとか思っていたりもしていた。
さて、今回の狂犬病だが、新聞も含む報道では「人から人へは感染しない」とか呑気なことが書かれていたが、この亡くなった人、仮に犬好きな人で、それが災いしてフィリピンでも日本の感覚で犬に触ろうとして咬まれてしまった・・・なんてことはないのだろうか。そんな可能性もあるよね。帰国後、日本でも犬触りまくり、挙げ句は狂犬病予防接種していない犬にまた咬まれてしまった・・・なんてことはないのだろうか。で、その犬も狂犬病になって・・・なんてことを考えると恐ろしくなってしまう。日本は島国だから感染し始めたらエライことになってしまう。愛犬たちに国から殺処分命令とか出ないとも限らんぞ!とオヤジはついつい考えてしまうのだった。
だいぶ寒そうな景色になってきた新都心のオアシスで夕方の散歩楽しんでたか、どうかは定かではない大福。
- 関連記事
-