築地、人少な!
久しぶりに築地行ったので、どうせ久しぶりなら、特に久しぶりな店へと『フォーシーズン』に。あらま、誰も並んでいないし・・・。少し外で待っていたら中に案内されたので座って注文聞きを待つ。「和風スパ大盛」と「オムライス」を注文しようとしたら、「ご飯物、今やってないのよ」と。しかも、「大盛は、飲み物も注文の人だけなの」だと。最近、こういうことにイラつくのよね。だったら、メニューや店内に何か書いておけよ!となる。ま、家人が気に入っている店なので、悪態つくわけもいかず、仕方なく「いか・たらこスパ」を注文。
先に「和風スパ」が出てきたので、少しシェアしてもらって食べたけど、これが相変わらず美味しい。麺の炒め具合が毎度のことながら絶妙。少し経って、「いか・たらこスパ」の品出し・・・。あれ、これって「えび・たらこスパ」じゃん!面倒臭いから、えびでいいや。この店の調理、ご主人一人で担当しているから、作る順番は、直列電池方式。作り直してもらったら、途方もなく遅い品出しになってしまう・・・。大妥協して食べた「えび・たらこスパ」だが、悔しいかな?これも美味しい。これだから見限れないのよねぇ・・・。また懲りずに来店しまうこと確定だわ。
食べ終えて、久しぶりの築地場外を歩いてみたが、噂だと人の出がだいぶ戻って来ているとのことだったが、いやいや、人の出、全然少ない。土曜の午後としてもシン・コロナ以前に比べて、9割減ぐらいじゃないのか?聞くと見るとでは大違い・・・とは、まさにこのことか。
お気に入りの『若葉』の前を通ったら、店終い中だったが、お店の皆さんにご挨拶だけさせてもらった。あ、チャーシューを買って帰った。ご主人や先の『フォーシーズン』のマスターと女将とも話したが、出てくる話は、◯◯が今月いっぱいで閉める。廃業する店も数多いらしい。シン・コロナで店辞めたなんて話も『フォーシーズン』の店内でお客同士が話していたっけ。
いやいや、築地、今日感じたのは、「かなり重症」ってこと。年末の年始は、恐らく3密状態になるのだろうけど、痛し痒しだなぁ・・・。
■ 和風スパ:
■ えび・たらこスパ:
■ 店構え:
■ 人少な!の『もんぜき通り』:
■ 『若葉』前あたり・・・頑張れぇ!
辰の字 / 焼鳥弁当
食ネタをアップするのは、3月17日以来だから、実に5ヶ月ぶりとなる。新型コロナウイルス(以下、シン・コロナ)の影響はもちろんあるが、食ネタをアップする意欲がなくなったというのが正直なところ。
シン・コロナの影響で飲食関連の店舗の営業はかなり様変わりした。自粛風潮が定着して、集客が難しくなった飲食店舗。起死回生とばかりに値崩れ承知で格安弁当の販売に手を出さざるを得なくなってしまった。焼け石に水でしかない売上げであっても手を出すしかなかったというのが本音であろう。
しかし、1コイン(500円)をベースにしたような値段の商品で本来の店のブランドを落とさずに維持するのはほとんど不可能に近いだろう。その結果、食材(特に野菜類)の質を下げて新商品を提供するしかないことに誰が不満を言えようか・・・。
不満は言わないが、遠ざかってしまったという結果になってしまったことも食ネタをアップしなくなった理由といえるだろう。頑張っている店舗関係者に、これ以上、どう頑張れといえば良いのだろう。いや、いえるはずもない。
ちょっと築地本願寺近くに行く用事があって、『辰の字』の前を通った。換気していて、店の戸が開いていたので中は丸見え。12時ちょうどぐらいなのに1階カウンターには3人ほどのお客がいる程度。吸い寄せられるように久々に入店してしまった。注文は「焼鳥弁当」。久しぶりに食べたけど、やっぱり自分好みである。安定の強みのようなものを感じた。ご馳走様でした。
■ 焼鳥弁当。
■ 店内。
■ ランチメニュー。
■ 店構え。
本種 / 丸ちらし
日曜日の築地のせいなのか、人の出は驚くほど少ない。果たして日曜だからが理由なのか、新型コロナウイルスの影響なのかは定かではないが、これだけ人の少ない築地は珍しい。
日曜日も営業しているとのことなので、久しぶりに『本種』を覗いてみた。開店早々でもカウンターに2人と奥の間のテーブル席には2人ずつ2組が来店していた。こちらは、カウンターに座ることにした。奥の間はタバコの臭いがね・・・この頃、嫌煙に拍車がかかっているので、つい足が遠のいてしまう店になってしまったのが残念なところ。
注文は海鮮丼の「丸ちらし」(1,000円)。カウンターに座ったら、なんと簡易おしぼりが出てきてビックリ。コロナ対応の一環とか。聞けば売上げは確実に3割以上減っているとか・・・ううむ、確実にコロナウイルスの影が忍び寄っているようだ。
「丸ちらし」は相変わらずお値段的にも内容的にも申し分なし。悲しいかな、この頃まともな海鮮食べていなかったので、胃のほうが驚いたようで家に帰って少し下痢気味に。誤解なきよういっておくが、刺し身ネタに問題があったわけではなく、あくまでも自分の胃が新鮮なネタに対応できなかったのである。ヤワだな自分の胃・・・┐(´д`)┌
面白いのは、店内ではお客全員がマスクを外しているが、帰る段になるとマスクを再び装着している。これで予防なりになっているのかね?なんとも微妙である。
店を出て場外市場を歩いてみたが、国内外の観光客の数が見事なまで少ない。コロナウイルスの猛威を改めて目の当たりにした。
■ 丸ちらし(1,000円)
■ 店構え。
■ もんぜき通りの閑散ぶり。
中村屋 / 鳥胡椒焼きライス
築地『魚竹』に行く時、常に迷うのがお迎えにある『中村屋』。この店も古くからあって、電通がまだ築地あったころから営業していた。その点においても『魚竹』とまさに双璧のお店だ。
面白いことについ最近。フォローしているInstagramやblogで『中村屋』が取り上げられていた。この偶然の取り上げも実は不思議なことである。しかも、どちらの紹介も「肉豆腐ライス」だった。確かにインパクトのある一品(逸品)なので、今度自分も真似て取り上げてみようっと。
しかし、今回取り上げたのは、「鳥胡椒焼きライス」。ずっと気になっていたのだが、ちょっと前の訪問の時に近い席の人が注文してくれたので、おおよその正体?は把握できた。で、次の訪問の時は食べてみようと思った次第。
鉄板で炒められた多めの野菜の中に鎮座する大ぶりの鳥肉の塊。これをおろしポン酢でいただくのが正しい食べ方のようである。しかし、チンタラとおろしポン酢につけて食べるより、自分としては、おろしポン酢を鉄板の上にかけてしまうほうを選んだ。でも、全部かけずに少しだけ残しておくあたりが自分の性格なのか・・・。
おろしポン酢とドッキングした味は、予想通りだが、大ぶりの鳥肉を胡椒にシッカリ馴染ませてあるのが、かなりの美味である。元来?の鳥肉好きだから好みでないはずがない。自分には少し多めかなと思うご飯の量だが、進む進む、まさにご飯が進くんでアレよという間の完食。お腹がいっぱいで動きたくないくらい。
午後の1時を過ぎていたので、コーヒーのサービスをいただいて退店。次は一度も食べたことがない日替わりの「お弁当」に挑戦してみようかな。
■ 鳥胡椒焼き
■ 店内
■ 食後のコーヒーは13時以降入店のオマケ
■ ランチ献立
■ 店構え
魚竹 / 鮭焼・甲いかセット
『魚竹』にお邪魔する時、毎回迷うのはお迎えの『中村屋』とどちらに入るかということ。お昼のピーク時を過ぎてのランチタイムなので並ぶってことはまずないが、決め手はクチの中が欲するのによるというところか。で、今回は『魚竹』と相成った。
ランチのお値段は、基本、1,000円でお釣りがくることとしていたのだが、いつまでもそうはいかないよね。このご時世、ラーメンですら800円ぐらいするものね。古代人の自分としては、いまだにラーメンは高くても650円のイメージだから話にならない。
『魚竹』においても普通の焼き魚だけにしておけば、1,000円で済むものを、イカ男の自分としてはついつい「甲いか」とのセットなんか注文してしまうから予算オーバーの1,400円になってしまう・・・(泣)
そうだ、値段といえば、『孤独のグルメ』。テレビ版は今でもけっこう再放送しているので、ついつい見てしまう。美味しそうなお店が紹介されるので楽しいのだが、問題?なのは、井之頭五郎はいったいいくらランチで遣っているのか?ということだ。毎回かなり食べてると思うのだ。だいたい、3,000円~5,000円ぐらいか。井之頭五郎は下戸だから賞味、料理の値段だと思う(あ、ウーロン茶とか注文しているか)。井之頭五郎、高給取りだな・・・。
さて、『魚竹』。L字型のカウンターで狭いので昼時はだいたいが満席。この店の特徴は女性の一人飯もけっこう目立つ。美味しい店の証といえるかもしれない。
「銀鮭焼」は照焼で身もしっかりついていて美味でしかない。美味しさのあまりご飯が進むくんになってしまう。ちなみにご飯は大盛もお代わりも無料。お味噌汁のお代わりも無料である。「甲いか」も歯ごたえがあって美味。味噌汁も自分好みで申し分ない。
毎回、ちょっと予算オーバーになってしまうが、ここまで自分好みだと仕方ないかな。
■ 銀鮭焼
■ 甲いか
■ 店内
■ この日の献立
■ 店構え