なみえ焼そば(日本橋ふくしま館-MIDETTE) / 焼そば
なになに。割り箸と同じくらいの太い麺の焼そば?
どちらかというと太麺よりも細麺好みの自分だが、割り箸と同じくらいの極太麺とくれば、興味を抱かないはずがない。話のタネにも行ってみなければ・・・と、好奇心満々で銀座線、三越前で降りていざ出展している福島県のアンテナショップ『日本橋ふくしま館-MIDETTE』へ。歩いて5分ほどで到着。その日はイベント最終日だったようでスタッフが半被を着て呼び込みをしていた。何度か来たことがあるので、中に入って飲食ブースまで脇目もふらず一直線。あったあった「なみえ焼きそば」・・・。
600円支払って席に着いたとたんに番号を呼ばれて品を取りに行く。うわ、ホント極太麺だ!味も濃そうだ・・・もしかして苦手か?
と思ったのは、ひとクチ食べるまでだけ。食べてみたら意外にもサッパリしたソース味。麺は極太らしくシコシコの硬め。あらら、美味しいわ。できれば白いご飯があれば更に嬉しい。具材は、麺以外は少々の(ホントに少々)豚肉にモヤシだけ。どうよ!この潔いシンプルさは!シンプルだからこそ、この極太焼きそばの持ち味が生きるってことなのだろう。これは好みだった。次回の出店の時も来てみたいな(飲食ブースの出店は定期的ではなく、福島県のいろいろな店が出店している)。
飲食ブースの奥では、イベントの一環で、輪投げと射的をやっていた。なみえ焼そば食べると、輪投げ2回でいるのだったが、欲の皮が突っ張りすぎて大ハズレ。ポケットティッシュをいただいた・・・(´Д`。)
■ 七味をパラパラ・・・。
■ 輪投げと射的もあったり(^o^ゞ
■ 商品ポップ。
■ お店入口。
お多幸・本店 / とうめし定食
本来は味が濃すぎて好きじゃないはずなのに、不思議なことに2ヶ月に一度ぐらい急に食べたくなってしまう日本橋にある『お多幸・本店』の「とうめし定食」。味の浸みた豆腐が好きなこともあるが、ただ単にお代金の670円というのに惹かれているのか、自分の気持ちなはずなのに分析不能という情けなさ。しかも、この日は行く気満々だったようでMyしゃもじをきっちり用意している始末・・・。
1時少し前の訪問だったので店前の列はナシ。しかし、1階は満席で2階に案内された・・・うわぁ、嫌いなのである。2階席。相席のテーブル席であることなど少しも気にならないが、2階を仕切っている女性の接客ぶりというか馴れ馴れしい口調が時自分の好みからは大きくハズレるのである。女将かなにかなのだろうか?いや、そうであってもあの馴れ馴れしい口調での接客は癇にさわる。次から2階席だったら1階が空くまで待とうかな・・・。
さて「とうめし定食」だが、こちらは定番中の定番でブレのないいつも通りの品。自分にとってはずいぶん濃く感じるおでん出汁もいつも通り。もちろん硬めに炊いたご飯も変わりない。添え物の「おでん小皿」の玉子も大根もスジもいつも通り。刻み大根のサラダやシジミの味噌汁も判で押したような仕上がり具合だ。途中から一味唐辛子をふりかけて味に変化をつける食べ方もいつも通り。品を提供する店側と食べる客側の共通キーワードは「いつも通り」のただ一点。なかなか素敵な関係じゃないか。だからこそ2階の接客口調がねぇ・・・('Д')
■ 一味唐辛子をかけた「とうめし」。
■ 玉子、大根、スジの「おでん小皿」にも一味唐辛子。
■ 店構え。
桃乳舎 / 本日のランチ(イカフライ+ポテトサラダ)
ランチ前に急にバタバタしてランチは大幅に出遅れ。どこにしようかと彷徨ったあげく、気がつけば『桃乳舎』の前まで来ていた。冗談抜きでアテもなく彷徨ったのある。お昼のピークを過ぎていたので店前の列はナシ。出遅れにも良い面てのはあるものだな。しかし、残念なこともある。それは、タバコ・・・。店内喫煙可なのは承知していたが、混雑のピーク時間を過ぎると気持ちに余裕ができるのか、いわゆる食後の一服をしているお客が目立つ。自分が食べ終わると真向いの人が食べていようが、おかまいなしで一服し始める。なんなのかね?あの無粋で無神経な感覚って。あ~イヤだイヤだ。
さて、本日のランチは「イカフライとポテトサラダ」だ。まだ注文可能のようだったのでランチを注文。5分ぐらいで品出し。イカフライ2枚ににポテトサラダ。それに添え物でナポリタンとキャベツ。これで500円なんて価格破壊以外、なにものでもないでしょ。も少し高くても良いから味噌汁でも付いていると尚良いんだけどね。でも、文句なんていえない・・・。
カリカリに揚がったイカフライは、ペラペラのイカだが軟らかい。コロモがカリカリ過ぎてクチの中が怪我しそうだが、この感触は自分としては好みである。ポテトサラダも薄味でよろしい。ナポリタンも添え物にしておくのはもったいないぐらい。
かくしてランチ難民だけは避けられたし、大好きなイカフライにもありつけたのでラッキーだったかな・・・と。あ、気が利かないというか常識感覚のない喫煙者がいなければ尚良しだったのだが・・・。
■ 今日のランチは、イカフライ+ポテトサラダ。
■ カリカリ揚げでイカの身は薄め。
■ 本日のランチメニュー。
■ 店内の様子(昭和チックで)。
■ お釣り銭は自分でね・・・。
■ 店構え。
西北拉麺 / 牛肉拌麺
水天宮のすぐそばに先月下旬に開店したばかりのラーメン屋?『西北拉麺(シーベイラーメン)』を発見。表の看板に載っている写真はなかなか興味をひく。数人並んでいるだけだったので予定を変更して列に並んだ(本当は違う店に向かう途中だった)。5分ぐらい並んで中に。券売機で食券を買うシステムだ。迷わずに看板に載っていた「牛肉拌麺」のボタンを押す。普通盛りも大盛りもお値段は同じで780円也。拌麺・・・ばんめん・・・と読むようだ。中国は福建省の厦門(アモイ)というところの料理らしい。
一番窮屈そうな席に案内される。ま、仕方ないかな。お店の人に「大盛りでもお値段同じですけど・・・」なんて親切にいってもらったが、昔なら手放しで大盛りでお願いします!といっていたのだが、この頃は食も細くなっているので普通盛りでお願いした。カウンター越しに調理手順など見ながら数分経ったら品出し。
フムフム、ジャジャ―麺のようにも見えるがずいぶん爽やかな感じでちょっと違う印象。ここで、お店の人がまたひと言。「麺がすぐに固まってしまうので素早く混ぜてください」とな。ゲッ!写真撮れないじゃなか・・・でも、お初だし撮っておこう。と、手早く写真を撮って麺を混ぜる・・・ギャッ!時すでに遅し!麺同士がくっついてお団子みたくなってしまった!もっと早く混ぜないとダメかぁ・・・。ちょっと慌て気味だったが、添えらた透明感あふれるスープを注ぎながら混ぜ混ぜ・・・おお!イイ具合に麺がほぐれてきた。ちょっと余裕が出たので乗っている具材をチェック。小葱、パクチー、ザーサイ、そして牛肉ミンチだ。なるほどなるほど。目の前の薬味?「手作り辣油」、「香酢」を投入してみる。なるほどね、こういう風に変身するのか・・・。
正直な感想を。味に見た目ほどのインパクトはない。薄味好みの自分にもだいぶ薄味に感じるほど。再訪することがあれば、汁麺の「牛骨薬膳拉麺」も食べてみるべきかな。
■ 牛肉拌麺(ばんめん)。
■ 薬味達・・・手作り辣油、香酢など。
■ 食べ方作法:手早く混ぜ混ぜしなければならない。
■ 店構え。
桃乳舎 / 本日のランチ(アジフライ+メンチカツ)
最近知った食ブログに載っていた店。お天気も良いのでお使いついでに散歩訪問。場所は、茅場町とも人形町とも。正確には小網町かな・・・。店の名を『桃乳舎』という・・・う~む、なんという名前だ。名前だけでは何屋なのか分からない・・・。洋食屋さんである。しかもレトロな昭和色が強い。更にしかも本日のランチを始め価格破壊のお値段はワンコインも多い・・・(^o^ゞ
おおよそ場所の見当はついていたので行ってみると10人近くが並んでいた。急ぐ旅?でもないので列の最後尾に並んでみた。ほほぉ、女性の姿もけっこう目立つ。自分の後ろに並んだのも女性の1人客だ。イイね、こういう店に通うなんて・・・などと思っていたら、後ろの女性が「このくらいの列だとどのくらい並ぶんですか?」と。自分も初めてなのでと答えた。どうやら、お昼時間に合わせてきたのでどのくらい並ぶのか気になったようである。とりあえず並んでみることにしたようだ。運良く、列はドンドン進んで5分ほどで入店。席に着くまでトータルで10分もかからなかった。
中は、4人掛けのテーブル席だけなのでほとんどが相席となるが、ギュウギュウに詰めて、知らない者同士で4人が座るということではないようで、4人席を対面で2人で座る程度の相席。これなら1人女子もさほど抵抗はないだろう。
席に着いて、テーブルにあったメニューを見た。安い!500円ほどがほとんどで中にはワンコイン以下の品もある。壁に目をやると「本日のランチ」(500円)という文字がさん然と輝いている。お店の人に訊いたら、まだ注文できるというので、それを注文。今日の献立は「アジのフライとメンチカツ」とのこと。
さほど待たずに品出し。苦手な金属のプレートに乗っている(金属同士が触れる感触が苦手なのである)。でも、ナイフ・フォークでなく箸で食べるスタイルなので問題なし。
アジフライは最初からカットしてあり2枚。それにメンチカツにキャベツにナポリタン風スパゲッティ。ご飯は平皿。味噌汁はナシ(500円じゃ当たり前か)。早速アジフライから食べてみる。コロモは荒く硬めだ。でもアジフライの身は軟らかさを保っている。うん、これは好きなタイプだな。次にメンチカツ。これもコロモは硬め。このくらいカリカリなメンチは初めてかもしれない。個人的にはメンチカツはコロモも細やかで軽い感じが好みかなぁ。でも、メンチ自体は好みの部類である。
あまり、こういういい方は好きではないが、500円にしてはじゅうぶん満足できる品だった。
あとから入ってきた常連さんらしきの人たちがさかんに「ランチ、丸皿で」といっているのが気になった。会計の時にオネエサンに「丸皿って、なんですか?」と尋ねたら、笑顔で、「キャベツとスパゲッティが大盛なんです。今度、ぜひどうぞ」って。なるほどなるほど。しまった、料金聞くの忘れた(でも、540円のような気がする)。
ここ、また来ること確定だな。
■ 本日のランチ。アジのフライとメンチカツ。
■ 本日のランチ・・・献立。
■ 店内はこんな感じ。
■ 価格破壊のメニュー、その1。
■ 価格破壊のメニュー、その2。
■ 店構え・・・昭和度高し。