夏の終わりに

今日で8月も終わりで明日から9月。そろそろ秋の気配も感じられるかなと思いきや猛暑が復活。ここ数日暑い日が続いている。
今年の夏は、猛暑に豪雨と何となく落ち着かない夏だったように思う。春の桜の季節も短かったし、これからの秋も冬もきっと日本の四季らしい季節にはならないのかな・・・って思ったり。
今年の夏をひと言で言えば、お別れの夏と言える。大福が仔犬時代からずっとずっと仲良しだったガッちゃんが7月28日の朝に永眠した。13歳の誕生日まであと2週間だったのに・・・。ちょうど日曜日だったので、大福と一緒にお別れをしに行った。ごく普通に眠っているような顔してガッちゃんは棺の中に横たわっていた。大福どう思ったんだろう?眠ってるガッちゃんを覗き込んでいた。その時の写真がガッちゃんのblogに載っている。切ないけど素敵な写真なのでできれば見て欲しいと思います(写真をクリックすると大きくなります)。
儚いねぇ、切ないね。いつかは来ると分かっていても何となくその理解を頭の中から消し去って普通に生活しているのが飼い主。そう順番なのである。いつかはガッちゃんとの飼い主さんと同じ思いを飼い主は皆するのである。悲しいねぇ。でも、犬達は人間と違って死の概念など持っていない。死ぬと言うことがどういうことだかも分かっていない。だから、いつも目の前の出来事を全て受け止め一生懸命生きてくれる。だから愛おしくて可愛らしい。
もっと書くと終わりなきようになりそうなので、これでやめます。別ページに、ガッちゃんと大福が仲良く遊んでいる写真を載せました。数えていないけど、ホントは1000枚なんか軽く超えるほど写真がパソコンの中にあるはず。その中から数10枚だけ勢いで選んでみました。ほとんどは、大福がまだガッちゃんと同じ町内に住んでいた頃の写真です。こちらのほうも合わせて見ていただけると嬉しいです。2人ともホント楽しそうです。
ガッちゃんの冥福を今改めて心より祈ります。ガッちゃん、ありがとね。
※ガッちゃんの思い出ページ、『仲良しのガッちゃん』は、コチラから。
猛暑復活

いやいや、そうそう甘くはなかった。もしかして、このまま涼しくなってくれるのでは?なんて思っていたのだが、今朝の散歩の段階での気温は30度。天気予報での日中の予想は36度を超えるとか。ぬか喜びってのはこういうことを言うんだなぁ。朝夕は涼しかったのに・・・。
犬達は毛皮を着てるから、さぞ暑かろうと思うのだが、よくよく考えてみると一度も毛皮を脱いだことがないから、その涼しさを知らないんだよね。だから、人間が思うほど暑さが苦痛ではないのかも知れない。もちろん、暑いのは暑いのだろうが、人間の暑さの比較とは大きく違うはず。
そう考えると、飼い主が暑かろうと施すサマーカット。あれが全くもって犬にとっては良くないとの論が分かるような気がする。柴犬のようにダブルコートの犬だとサマーカットする前の状態に戻るのに2年はかかると言われている。その間に体温調節する代謝力も落ちるとか。なるほど、なるほどである。
それにしても、この猛暑の復活。今日だけでなくまたしばらく続くんだろうか・・・。
ミスター撒き餌

今日は平日だけど潮風公園に。いつも公園でも良かったんだけど、どうも今イチ、スイングできない飼い主さんがいて面倒臭いのである。大福には全く関係ないことだから大福には申し訳ないんだけど・・・。
「ウチの子、柴犬苦手なんですぅ」なんて言って、まるで悪者でも来たかのように警戒心丸出しの飼い主。何で、こっちが気を遣って迂回しなきゃいけなくなってしまったんだか分からないけど、面倒臭い。
遠くから愛犬と走って来て、まずは犬達のいるところに行って、一人一人にオヤツをあげまくるところから始まる飼い主。この人、かなり以前に大福にもオヤツをくれようとしたのだが、お断りしたことで気を悪くしたようで、こちらから挨拶しても無視されてしまう。でも、実はクチ元がだらしなくて一番苦手なタイプなのである。男同士でも生理的に受け付けないのってあるのよね。だから関わって貰えなくてラッキーと言えばラッキーなんだけどね(^o^ゞ
犬達は、オヤツくれる人=イイ人だからオヤツくれる人大歓迎。でも、犬達に囲まれてオヤツ与えてるその様は、まるで鳩に撒き餌をしているようで相当見苦しい。そもそも、犬達は全員、アレルギー予備軍なのだから考えなしにオヤツ与えて良いってものでもないし。良かった、大福は鳩化しなくて・・・。
懐かしさという感情

今日の朝散歩も涼しい中で始めることができたが、昨日よりは暑くなるのが早くて、千葉に向かう頃にはもうけっこう暑くなり始めていた。そう、今日はシャンプー日なので、朝散歩を終えてその足で千葉のシャンプー会場へと向かったのだ。月末が近いからかな、いつもより道が混んでいた。それも配送などの大型車の姿が目立った。
シャンプー前にサロンの横にある公園に行ってみた。ん?誰もいないか?だったら、ちょっと失礼してと・・・。ダァ〜!大福と追い駈けっこだ。そうそう、この公園には小さな山?が2つあって、幼い頃の大福は、この山を登ったり降りたりといつも友達犬と走り回っていたのだ。今日も変わらずに一人で走り回っていたけど、あの頃一緒に走り回っていた子達は皆、元気なのかなぁ・・・。誰かに会いたかったなぁ。
犬達の「過去のこと」や「思い出」とかってどんな風に感じているんだろう?覚めた感じに見えるけど、「懐かしい」なんて感情はないのかなぁ・・・。
24時間テレビとペットショップ

どうしたんだろ?たった一日だけでなく、ここのところ日中は暑くても朝夕は涼しい。今朝なんか、iPhoneのアプリで検出した気温はナント21度。これ、どう考えても真夏の温度じゃないでしょ。予報だと週末に向けてまた暑さがぶり返すとか言っているが、どうも信じられない。間違いでも良いから、このまま暑さが収まってくれないかなぁ・・・。
ところで、愚日記『人生旅もかき捨て』でも先週末の「24時間テレビ 愛は地球を救う」の是非について少しだけ書いたのだが、24時間テレビの存在ってペットショップに似ている気がするのである。
24時間テレビもその存在自体に批判が多い(ヤラセか演出なのか・・・の永遠の問題)。でも、募金を集めて世に貢献しているのは紛れもない事実である。この募金自体をも問題視されてもいるのだが・・・。
ペットショップも同じ。ペット業界の裏社会を暴いて、ペットショップの存在を全否定する犬愛好家も多い。もちろん、ペットショップの業界で日常的に行われているのかもしれない悪行も全くないとは言えないだろう。でもね、ペットショップを介して新しい家族の一員となる犬達の数と言ったらそれはもうかなりの数だろう。その点をまず評価すべきなのではないのか?と思ってしまうのである。
個人的には、ペットショップの飾り窓で無垢に動いている仔犬達を見ていると胸が熱くなってくる。それは正直言うと可哀想との気持ちもあって、今言っていることとは大きく矛盾することである。だから、あまり見ないようにしている。そして、飾り窓から去る時には「早く良い飼い主さんに巡り会えよ」なんて心の中で語りかけているのである。
中には人間達の私利私欲やエゴの犠牲となってしまう仔犬もいることだろう。だからと言って、それだけでペットショップ全体を否定することはできないし少なくても自分はしない。第一、大福もペットショップ出身だからね。