NHKドラマ班
今現在放送中の『宮廷女官チャングムの誓い』のノーカット版を入手して見て改めてそう思ってしまった。韓国ドラマは総じて毎回の収録時間がまちまちなので日本で放送するには放送枠に関してちょっと手こずるのは分かる。全54話中、最終回こそ1時間8分弱の内容だが他で一番長いのは1時間3分弱。平均すれば58分強の回が多い。
『冬のソナタ』を放送し韓流ブームを火付け役となった放送局なのだからスポンサーで縛られる民放とは一味違う部分を見せなくてどうするのかと呆れ落胆してしまう。編成のやりようによってはノーカット放送も全く可能なのに、どこかに「見せてやってる」という意識があるのだろう。ノーカットを見て思うのは「なぜ、ここの部分をカットするのだろう?」という個所をかなり多くカットしている。直接ストーリーに関係ないという判断なのだろうが、登場人物の心情の底辺に関わるような部分をバッサバッサとカットしている。演出者のセンスの問題もあるのだろうがトホホなことである。
受信料不払い問題でいろいろ対策案を練っているいるようだが、仮にPPV(有料放送)にでもなるようならもう少し考えないと今度こそ総スカン喰うかもしれないぞ。ちなみに12月にBS-2で終了したペ ヨンジュンが準主役の『初恋』は全66話をNHKでは40話にカットして放送した。視聴者をナメているとしか考えらない暴挙である。受信料不払いの大きな理由にしても良いのでは。
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