まだ半信半疑
今日のディープインパクトはこの「決まり」を見事に無視した乗り方をした。そして、直線では更に足を伸ばして着差以上の圧勝。新聞やスポーツニュースが報じるように史上最強の馬と言って恐らく良いのだろう。しかし、どうも腑に落ちないことがいくつか。
それは、三冠馬が誕生する年の世代はレベルが低いと言うこと。その証明にはならないだろうが、昨年暮れの有馬記念では古馬ハーツクライに完全に負けている。そして、今日の天皇賞の出走メンバーはディープインパクト以外はせいぜいG2クラスの低調なメンバーであること。仮にその程度のメンバーであろうが、レースは圧勝だったので強いのは強いのだろう。でも、ちょっとばかり作られたヒーローのような気がしてしまう。何しろ、JRAの売り上げ低調ぶりは半端じゃないからね。
そんなことよりも今日新聞で知ったが、船橋競馬所属の佐藤隆騎手が4月25日に落馬して頭を強打、緊急手術して今なお意識不明とのこと。陽が当たる中央競馬に隠れた地味な地方競馬ではこんな大きな事故も起きていたことを今日まで知らないというこの格差にただ愕然。何とか意識を戻して回復して欲しいものである。
ブッシュ
日本でも共謀罪の法案が可決されるかどうかという時期にホリエモンを保釈させて世間の目をくらませると言う常套手段がいまだに通用している。ブッシュのこの悲しいかなパフォーマンスとしか言えないような会談が何を含んで何の意味があるのかちょっと考えてみようかな。さすがに会見後のコメントで「日本のことも考えているから牛肉買ってね」とは言わなかったわな。
懲らしめ
警察に行ってもオバハンは駅のシステムが悪いとか見当違いの理屈で謝罪などする気はさらさらないようだったらしい。警察官から「被害届出しますか?」と尋ねられ、迷った彼女だが「お願いします」となったらしい。その頃、オバハンは顔写真撮られて指紋も採られて相当意気消沈まで追い込まれていたらしい。
彼女にしてみれば、被害届出して長く関わりたくもない人種であったようで、懲らしめになればもういいやと言うことで被害届は出さなかったらしい。オバハンはこの辺りでやっと謝罪したい旨を警察官に申し出たらしいが、顔も見たくないので謝罪のための対面を拒否して警察から帰って来たとのこと。
ことの途中で私めに彼女から電話があって、どうしたものか?と訊いてきたので「自分が納得するまで好きなようにやってみれば。バカに関わることって、時としてつまらない労力を要するから頑張りなよ」と何とも無責任な回答をしてしまったが、彼女なりに頑張って?朝の厭な思いは払拭できた様子だった。
個人的な見解としては、彼女の対処はほぼパーフェクトに近いのではと思う。アホには懲らしめが必要なのである。懲らしめ・・・最近あまり使わない言葉だが、意味のある言葉だよなぁ。
ホリエモン
それにしても保釈金3億円とは。と言っても扱ってきた金額に比べれば高いということではなく安すぎるような気がする。逃亡などしなければ没収されることはないのだから、3億円は彼にとって取るに足らない金額だろう。更に気になるのは弁護費用のことだ。相場?だと弁護費用は保釈金の半分とも言われているからだ。どのような裁判になるのか見当も付かないがよもや無罪ににでもなれば(執行猶予も含めて)その金額もありかなと思うのだが・・・。
容疑者・室井慎次

大ヒット『踊る大捜査線』シリーズの血を継ぐ映画『容疑者 室井慎次』をDVDで見た。まぁ、よくもこんなに面白くない映画を世に出すものだと呆れを超えて感心してしまう。『交渉人 真下正義』も相当面白くなかったが、今回のも同じぐらいで、甲乙なんておぞましい、乙丙つけがたい。
映画監督という商売はよく分からないが、制作途中で自分で「何だかヒドイものになってきているなぁ」とか思うことがあるのだろうなと思う。しかし、そう思っても途中でやめる訳にもいかず・・・・と言うところだろうか。出演している主演級の役者はどうなのだろう。同じように「?」と思うのだろうか。思っても「お仕事」と割り切ってしまうのだろうか。
とにかく、見る価値もない映画であることは確か。時間の無駄だし、TUTAYAあたりだと400円弱なのだろうが、その価値もない。飛車も角もピンじゃ仕事にならないという悲しい証明の映画である。
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