駐車監視員
仕事に貴賤はないとは言うものの、芸能レポーター以来、久々に「親にやって欲しくない仕事」の登場なのではないか。どう考えても警察の手先みたいな仕事に就く感覚が理解不能。
この新しい制度だが、管理員にステッカーを貼られた場合、すぐに警察に出向くと反則金の支払いと点数の減点になるとのこと。まぁ、今までと同じだわな。ところが、ステッカーを無視して出頭しないでいると、やがて関係部署から「車の所有者」に放置車両違反で反則金と同じ額の支払い命令が来るらしい。しかし、点数は減点されないとのこと。この時点で誰が運転していて駐車違反したか分からないからだろう。管理員が駐車違反車両の証拠写真とステッカー貼付確認写真を撮影する時は運転者はいないわけだから当たり前のことと言える。
直接出頭すれば、反則金と減点。無視していれば、放置違反金(反則金と同じ)だけで減点はなし・・・こんな隙間だらけのシステムをよくも作ったものである。明日からの混乱がかなり楽しみだ。
コネ
しかし、世の中では意外にイージーにコネ入社が横行していてビックリすることが度々ある。コネも実力の内と言えなくもないが、問題なのはコネで入社する者の心得だ。よもや自分の入社がコネ入社であることを知らないケースなどほとんどないと思うのだが、入社してもプレッシャーがかかることもなく一般入社社員よりもノンビリ緊張感も持たずに生活している馬鹿者もたまにいたりする。本来であれば、入社させてくれた人物の手前、人一倍頑張ればねばならないのにそんな考えもなく、逆に会社の足を引っ張る行動をする者もいたりする。
そうなるとコレは入社させた人物の良識にも関わることになってくるから厄介である。ある人が「親の顔を見たい。結局は育ちであり、言い方を悪くすると血筋の問題」などと言っている言葉を見聞きしたことがあるが、全くその通りだと思う。親を見れば子は分かるというものである。
そんな馬鹿者社員を引き受けてしまうと企業としては、ハイリスク・ノーリターンでしかなく絶望的である。金八先生ではないが、腐ったミカンは他のミカン(社員)をも腐らせてしまうのも事実である。企業の危機は意外にこんなところにも潜んでいるから要注意である。結局、企業の財産って人材であると言うことか。
日韓思想違い
韓国の北朝鮮拉致被害家族が来日して横田夫妻と面会した様子がニュースで流れていた。その中で、韓国側家族は「一緒に北朝鮮に行って子供を返してもらおう」と横田夫妻に提案。それに対して横田夫人は「こちらから足を運ぶのではなく、連れて行った者に返しに来させなければならない」と発言。
無理でしょう、この二国間に理解を求めること自体が。
お茶目な太蔵くん
盗作発覚後、甘い記者団に感想を求められていたお茶目な太蔵くんは、何の問題意識もないような顔で(実はかなり引きつっていたけど)、「ちゃんと削除しましたんで」と来た。さすがはお茶目な太蔵くん。盗作したことへの話ではなく削除でお茶を濁してしまった。よもや、削除したから問題ないなどとはいかに知能程度が悪かろうが思ってはいないだろう。何しろ代議士様だからね。
しかし、自民党というのは何とも器の大きい政党ではないか。腐ったミカンを箱詰めして一緒にしていても腐らないという自信があるのだから。たまげたものである。
それにしても、先日の藪本雅子といい、お茶目な太蔵くんといい、ブログやるならもっと自意識をちゃんと持たなきゃイカンぜよ。
THE3名様
で、この『THE3名様』だが、今お付き合いさせていただいている会社のスタッフから借りて見たのだが、かなり面白い。出演者は佐藤隆太・岡田 義徳・塚本高史の3人で『木更津キャッツアイ』で脇を固める面々。どう面白いかとひと言で言えば「相当にクダらない」と言う言葉がピッタリ。この「クダらない」という言葉は微妙で、ある場面ではかなり侮辱的な言葉なのだが、違う場面ではかなりの褒め言葉にもなってしまう。この『THE3名様』の場合はもちろん後者。 「脳死ギャグ」という言葉よりは「脱力ギャグ」とでも言うほうが合っているような感じだ。
こんな脱力系ギャグを受け入れてしまう若い世代はちょっと面白い。「最近の若い者は〜」なんて言葉はクチにこそ出しはしないが、心の中で思うことは度々ある。しかし、こんなナンセンスな脳死にも近い脱力系ギャグを受け入れる若い世代はまだまだ大丈夫な気がしてしまう。
しかし、こういう世代が中心になって形成されている職場の上司や経営者の立場になると、その大変かと思ってしまう。極端な言い方をすれば共通言語が見つからずに社員とコミュニケーションをとろうとするのと同じだろう。自分自身としては無理に面白いとは思わず、自然体で受け入れらればと思う。いつか受け入れられない時が来るのかと想像するとちょっと悲しくはある。