我が家の夏の定番イベント『麻布十番納涼まつり』に行ってきた。連日の猛暑ゆえ、さぞや暑かろうと覚悟していたが、現地に着いたのが陽も落ちた6時過ぎだったこともあって案外涼しくて嬉しい驚き。
ちょっと車を停めるのに時間がかかってしまったが、駐車場に停めないと駐車監視員とかが鬱陶しいものね(実際、チョロチョロとお邪魔虫の如く動いていたし・・・)。
それにしてもこのお祭り、年々人出が増えているように思うが警備とか大丈夫なんだろうか?ちょっと警備に関しての危機意識が低いように思えるので将来的にちょっと不安。
六本木ヒルズができる前、旧六本木6丁目に比較的長いこと住んでいた私め(1980年代後半まで)。十番まつりとは古い付き合いである。もちろん当時は、地下鉄大江戸線も通っていなかったので、麻布十番はまさに陸の孤島だった。喧噪著しい六本木の表の顔に比べて、下町っぽい情緒も町内のアチコチに見えて不思議な町だった。独身だった私めは、週末の朝起きると『十番温泉』のはす向かいにある『追分食堂』でランチを食べたり、同じく『十番温泉』の向かいに今もある『サンモリッツ』で調理パンをついつい欲張って多めに買ってしまいいつも後悔していたなぁ(当時から学習力低し)。散髪も『ヤマモト』だったし、食材の買い出しは『ハラストア』というスーパーですませていたので、まさに町内から出ないでも生活できていたことになる。今思えば、週末は引きこもりだったのかも・・・。
メインの十番通りの縁日と同じくらい盛り上がっている一の橋公園で開催されている『ワールドバザール』。私めが住んでいた頃は、十番通りの中程にあった『ハラストア』横の狭い広場(と言うよりも空き地?)で行われていた。お祭りと言うだけあって、十番通りメインの「縁日」的風景が似合っていた。従って、「世界」がテーマになっていた『ワールドバザール』は何となく添え物的であり、鬼っ子な感じが否めなかった。
それが今では、十番通りのメインにも負けないほどの盛り上がりになっている。規模も年々大きくなっているようで今回など第2会場までできているほどだった。
ここ6年ほどは、我が家の愛犬柴犬・大福も一緒の祭り見物なので、行動範囲はだいぶ狭くなってしまったが、真夏の風物詩として我が家的には楽しみにしている夏のイベントである。
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