
韓国時代劇ドラマ視聴もだいぶ落ち着いてきて、只今『海神(ヘシン)』は、全51話中36話まで終了。『朱蒙(チュモン)』は、全81話だが、フジテレビの地上波とBS放送分は、あまりものカットと日本語吹き替えのため視聴を一時断念。ノーカット字幕版のDVDを見ることにしているが、そちらはまだ9話までを「復習」的に見ている程度。『海神』を見終えてから一気に突入しようかと企んでいるこの頃である。
すっかり韓国時代劇ドラマづいていた今年だが、ここらで一度整理してみようかなと。今まで見た韓国時代劇ドラマ、実はあまり多くもない。見た順番だと『宮廷女官・チャングムの誓い』『ホジュン』『商道(サンド)』『チェオクの剣(茶母)』『海神(ヘシン)』そして『朱蒙(チュモン)』。ざっとこの程度である。
見た時期が違うこともあるが、いつも「点」としてしか見ていなかったので、せっかく時代劇なのだから、時間軸を少し意識して「線」で検証してみようと思いついた。もちろん、思いつきなのでだいぶ端折っているのだが・・・。
時代を古い順番に並べてみると、
■朱蒙(チュモン)
これは、紀元前100年ぐらいからの話のはずだから、日本だと縄文・弥生時代の話となる。きらびやかな衣装などに目がいってしまうが、かなり大昔の話なのである。
日本の歴史的な記述としては、
・縄文文化が栄える。
・弥生式文化が始まり、水田に稲が作られる。
・倭の奴の国王が後漢に使いを送り、光武帝から金印を受ける。
と言う感じだろうか。
■海神(ヘシン)
これは、800年ぐらいからの話だから、平安時代の話かな。
・平安京遷都。
・最澄が天台宗(延暦寺)を開く。
・空海が真言宗を開く。
など、だいぶ日本も国としての体裁を整えてきたと言えるだろう。
■宮廷女官・チャングムの誓い
■ホジュン
『チャングム』が、1500年ぐらいからの話で、『ホジュン』は、1550年ぐらいからの話なのでほぼ同じ時代と言っていいだろう。ちょうど、室町時代や安土桃山時代かな。
・足利義政が銀閣寺を造る。
・鉄砲の伝来。
・キリスト教の伝来。
・桶狭間の戦い。
・本能寺の変。
などで、だいぶ日本国は慌ただしい感じの時代だ。
1592年の「文禄の役」。そう豊臣秀吉が朝鮮出兵した事件?は2つのドラマの中でも描かれていたもんね。
■チェオクの剣(茶母)
これは、1600年頃からの話だったから、江戸時代の話になるのかな。徳川家康が死去して徳川家光の時代の頃だろう、恐らく。
■商道(サンド)
これは、1779年〜1849年が主人公サンオクの生涯らしいから、やはり江戸時代の話。
・杉田玄白が解体新書を刊行。
鎖国の最中で、サンオクの死後に黒船来航により、鎖国が解けたという感じか。
たった、これだけの時間軸でもだいぶ見方が変わったように思えるから面白い。これに、朝鮮半島史、世界史が加われば、もっと時代劇も面白くなるんだろうなぁ。日本の時代劇も一緒に検証すればもっと面白いかもね。
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