謝罪
両者の会見で思ったのは、記者連中が全く腰抜けなことと、そもそも謝罪なんてのは人に強要されて行うものではないと言うこと。
謝罪するほうもそれを聞いているほうも、どちらもアホアホでイイ勝負というところか。
上出来
■m-flo BEST■
01. Luvotomy / 安室奈美恵
02. STUCK IN YOUR LOVE / melody.
03. Summer Time Love / 日之内エミ & Ryohei
04. Simple & Lovely / 倖田來未
05. Taste Your Stuff / BENNIE K
06. Loop In My Heart /EMYLI & YOSHIKA
07. SO EXCLUSIVE / Sowelu
08. ONE DAY / 加藤ミリヤ
09. DOPEMAN? / EMYLI & Diggy-MO'
10. Float'n Flow / Rie fu
11. TRIPOD BABY / LISA
12. miss you /melody. & Ryohei
13. STARSTRUCK〜The Return of the LuvBytes / AI & 日之内エミ & Rum
14. the Love Bug / BoA
15. Cosmic Night Run / 野宮真貴 & CRAZY KEN BAND
16. REEEWIND! / Crystal Kay
似て異なる者
趣味が同じだったり考え方が似ていたりすると、ついつい仲間意識を持ってしまう。これは仕方がないところだろう。ところが、少し時間をかけて付き合ってみたりすると、案外、自分とは違った面が見えてきて大いに疑問なんか持ってしまう。男女の付き合いや結婚にも同じことが言えるから厄介である。
座標軸「0(ゼロ)」を境にして、プラスとマイナス領域に分けてみる。この場合のプラスとマイナスは、決してプラスが優れていてマイナスが劣っているという意味ではない。あくまでも一つの「マーク」として考える。
例えば、自分の位置を「+1」とする。知人でも友人でも良いのだが、仮にAさんの位置を「-1」とする。そしてBさんの位置を「+90」とする。自分からAさんまでの距離は「ゼロ」を越えて「2」の距離である。一方のBさんとの距離は「89」となる。
一般的には、「2」しか離れていないAさんが、Bさんよりも近い人と考えて仲良くなったりすることが多い。ところが、しばらくするとどうもAさんに対して「?」が付いてくる。どうも自分とは何かが違うのである。距離が近いから尚更のこと違いが気になってくる。そのうち、どうもこの違いが気になって疎遠になったりする。同性ならまだしも、これが異性だとだいぶ厄介である。
何故、近い距離なのにAさんとは「何か」が違うのか・・・。それは、前に付いているマーク、すなわち「+」「-」の違いあるからなのである。距離が近いからと仲間意識を抱いてあれこれ望むこと自体が間違いなのである。逆に、距離が「89」も離れているBさんだが、分かり合えるまでには時間もかかるし、自分の考え方とは違う部分も非常に多い。しかし、根本の部分で共通する価値観のようなものを持っていたりするのは、Bさんのほうなのである。理由はもちろん、前に付いているマークが一緒だから。
極端な考え方だが、そう考えると納得できる人間関係もけっこうあったりするから面白い。
点と線

テレビ朝日、土曜と日曜の2夜連続で放送された『点と線』を見てしまった。相当大昔に松本清張の原作本を面白くて一気に読んでしまった記憶が残っていたからだと思う。
で、感想はと言うと「面白かった」。主演のビートたけしもあのくらい肩のチカラ抜いて演じられる役どころだとイイ味出すんだなとちょっと見直したり。映画でなくテレビだからチカラ抜きができたのかなぁなどと考えてもみたりして。
映画『ALWAYS続・三丁目の夕日』の巧みなプロモーションで俄に「昭和30年代」が脚光を浴びているが、今回の『点と線』も原作は昭和33年だったし、物語の時代設定も昭和32年だったと思う。当然、昭和32年頃の東京駅を始めとして、登場する日本各地の土地を再現しているのだが、これがかなり手が込んでいて感心ものであった。まだ『続・三丁目の夕日』を見ていないので何とも言えないが、決して劣ることはないのでは?と思うほどである。映画でCGなどで特撮すると「ほら、こんなにスゴイでしょ?」と言わんばかりに、必要以上に「見せすぎる」場合がある。『続・三丁目の夕日』はどうなんだろうと実は興味大なのである。その点、『点と線』は嫌味なく非常に普通にサラッと流して昭和の街並み再現を見せていた。
そして、出演陣も有名どころがワンポイントで出ていて豪華さを出していた。一番目立っていたのは、『家政婦は見た』の印象が圧倒的に強い市原悦子だったかな。久しぶりに、「実は芝居が上手」な面を見せてくれ存在感を出していた。逆の意味で際立っていたのが柳葉敏郎。この人だけは大根のワンパターンで見るべき所が全くなかった(重要な役なのだが)。他は、出演者全員が皆同じ方向を向いて芝居をしていた連帯感のようなものを画面から感じることもできた。これが監督の石橋冠(誰?)のなせる技だとしたら相当な才能なのかもしれない(柳葉のキャスティングはともかくとしてだが)。
と言うことで、個人的には久しぶりに面白いドラマに出会えて、すごく得した気分であった。録画しておいたが、すぐにでもまた見たいぐらいである。
ちょっと・・・な、BENNIE-K

m-floのライブDVDにすっかりノックアウトされてしまった勢いで、同じ時期にリリースされたBENNIE-KのライブDVDをゲット。
この女性2人組も、m-floとかすかに接点はある。アルバムの出来も良いことからかなり期待してまずは1回目の再生。海賊船をイメージしたステージセットとコスチューム。ちょっと今さらな感じがしたが、この「ちょっと」が最後までつきまとう内容であった。決して、悪くはないのだが良くもない。映画『リンダ・リンダ・リンダ』で、ペ・ドゥナが松山ケンイチに告白刻された時に言うセリフ「嫌いじゃないけど、好きじゃない」と同じ感覚なのかなぁ。
m-floが横浜アリーナに対して、BENNIE-KはZEP東京。キャパの大きさも関係あるのかもしれないが、何となく広がりがない空間なのである。メインの2人とバックバンドとの距離感が近すぎるのも関係あるのかも(実際の距離じゃなくて関係的なものネ)。
日頃、人に対して(特にクライアント様に)、「一流のビリよりも二流のトップ」をと説いてきていたが、実は最近自分自身の中で「ビリでも一流と二流とは世界が違う」と思うようになりつつある。自分自身でどう結論づけるかはまだ見当がつかないのだが、そのように考えている自分がいるのは事実である。
m-floが一流で、BENNIE-Kが二流と言うのとも全然違うのだが、何か似たような感じでライブDVDを見終えて思ってしまった。何なのだろうか・・・。
自分自身の中で起きている「何か」がいったい何なのか分からないまま、いろいろな刺激を感じてみるのは面白いのだが、ちょっと疲れるかなぁ。でも、元々自虐的な部分もあるから、それなりには楽しめているのだが・・・。
セットリストは、
Disk1:
1. ある朝 〜Opening〜
2. Joy Trip
3. Passista de Samba
4. SATISFACTION
5. ユートピア
6. ララライ LIE!?
7. 風利眼 in the house
8. Lucha/by nana
9. Matador Love
10. 旅人
11. 1001Nights
12. echo
13. Better Days
14. Doggy Love/with GIPPER(NORA)
15. ワイハ
16. Happy Drive 〜Taste Your Stuff〜
17. オアシス
18. Dreamland
19. SAFARI
20. 青い鳥
Disk2:
1. 弁慶&牛若丸
2. DISCO先輩/with アルファ
3. サンライズ
4. Around THE WORLD 〜Reprise〜
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