隅田川花火大会
この隅田川の花火大会、自分が参加していないこともあるが、どうも年々お淋しくなっているな気もしている。夏の風物詩としての「格」のようなものがどうも感じられない。
何故だろうと考えてみたのだが、毎年生中継しているのがテレビ東京であることも関係しているのでは?と思うのである。1961年〜1977年まで中断していたわけだが、再開してからのそのほとんどはテレビ東京が生中継している。
家にいながら雰囲気だけでも味わえることは決して悪くはないのだが、花火はどうにもライブの臨場感に勝ることはテレビではできない。だからか、ついつい画面の余計な部分に目がいってしまう。
例えば、番組ゲストとか・・・。隅田川の花火大会中継、どうしてもゲストが貧相なのである。今年の場合、総合司会が高橋英樹と局アナの大江麻理子(この人、大江麻理子はテレビ東京の看板番組?『アド街ック天国』の司会もやっているのだが、どうにも見た目が貧相ではしゃげばはしゃぐほど見ている側を淋しくさせてしまうと言う才能?を持っているから困ってしまう)。で、ゲストは、小池真理子、津川雅彦、水野真紀、石原良純、IKKOがメイン。まぁ、この辺りまでは無理に納得したとしても、問題なのは第2会場要員としての2組の夫婦ゲストである。山田まりや&草野徹と野々村真&俊恵・・・ときたもんだ。この辺でずいぶんと薄ら寒くなってくるでしょ?他の局での演出では絶対にあり得ない夫婦ゲストなんじゃないかな。
隅田川の花火大会のステータスを間違いなく下げているのは、テレビ東京の中継=ゲストのお淋しさと言っても決して間違いではないだろうなと思うのである。気温を少しでも下げて貢献すると言うのであればそれなりに効果は出ていると思うのだが。