
北京オリンピックの開会式で話題になった少女のリップシンク。この話を聞いて一番最初に思い出したのは韓国映画の『カンナさん大成功です!』。原作こそ日本のコミックだが映画は韓国が日本よりも先に映画化した。
今日、昼間バックリと時間が空いて暇だったのでテレビでも見てみるかと思ったが、相も変わらず24時間テレビなんかやってるし見るべきものはない。どうしようかなと思っていたら妻が『カンナさん〜』を見たいと言いだした。そう言えば妻は見ていなかったっけ・・・と言うことで、一緒に見ることに。
いやぁ、やっぱ面白いわ、この映画。クチパクの代役歌手に全身整形美人・・・設定もまさに韓国ならではの韓国世相が見えて面白い。何よりもカンナさん役のキム・アジュンが素敵すぎ。後で知ったのだが、カンナさんの歌はほとんどがキム・アジュン本人が歌っているとかだが、歌が上手いの何のって。元々歌手志望だったかのはずだが、これだけ歌えれば歌手としても成功していたに違いないだろうなぁ。日本でも柴咲コウなんかも女優としてはかなり歌が上手いほうだから、やはり一芸に秀でてる人は感覚的に優れたモノを持っているんだろうかね。
日本でも山田優と南海キャンディーズのデカイ女が共演で映画化されるはずだし、実際我が町内でロケもしてたようだが、その後どうなったんだろうか。
残念ながら、韓国の『カンナさん〜』を越えることはまずできないだろう。これは韓国に肩入れして言っているわけではない。韓国版でのコンサートシーンでのお金のかけ具合などかなりなもので、日本版がここまでお金かけるとは思えない(内容や設定は違うのだろうけど)。今まで、『同感(韓国タイトル)』『八月のクリスマス』『魔王』など韓国の映画やドラマの日本バージョンがいくつか制作されたが、残念ながらどれも見るべき点は全くないほど面白くなかった。この『カンナさん〜』も恐らく同様なのかなという気しかしてこない。でもでも、興味と期待は大なんだけどね。ファイティン!
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