優先順位低下
その昔、まだ携帯電話などほとんど普及しておらず、まだポケベルがようやく普及し始めた頃。当時部下だった連通の中に、決まった時間に定期電話連絡を入れてこないものがけっこういた。
その者たちのほぼ全員の言い訳は「すみません、忙しくて連絡できませんでした」である。ツッコミ上司の私めは当然言うのである。「世の中に電話できなほど忙しいヤツなんかほとんどいない」と。更に「電話できなかったんじゃなくて、電話しなかったが正しいでしょ?」なんて言う。そして更に「会社に電話することよりも、もっと重要なことがあったので電話しませんでした・・・と言うのが正しい日本語だろうに」なんてまるで雪隠責めのように追い込む。正しいがため言われたほうは言い訳できないわな。
でも、これって正論でしょ?皆それぞれにその時々の優先順位を直感的に感じて行動するのが常だと思う訳。優先順位が低いものは後回しになっていくものなのよね。
仕事でも個人の付き合いでも後回しになったことを恨んだり?悔やむ前に後回しになった仕事や自分の存在や意味を悔いるべきなのでは?と思うこの頃である。