店長力
消費力が低下していることにより、企業店舗ではいろいろな策を講じている時代だが、ハード面で諸費力を誘うという手段をとる企業店舗もあるが、それには当然お金がかかるわけで、全ての企業店舗に出来る手段ではない。
各店舗企業はソフト面でのサービスの見直し、すなわち接客スタッフによりサービスを再考するところが増えてくる。しかし、この見直しは一朝一夕でできるものではない。日頃の蓄積の上で成り立つものであり、日々の精進の差が出てきてしまう。
その中でも目立ってしまうのが、店長力なのである。店長という肩書きに安心して居心地の良さから何もしてなかった者と、経営者としてのイメージで自分の店と関わってきた者との差は同じ系列の店舗同士でも歴然のものとなってきている。
店長は店の顔だと言うことなのである。店長の動きを見て、その店全部を判断されるのである。あのダメ店長の下なら推して知るべしだろうとマイナス評価が出てしまったら客足は間違いなく衰える。逆に、あの店長なら他のスタッフもきっとトレーニングできているのだろうと思ってもらえれば客足が落ちることはまずない。実際、数値的にも、サービスの質としても表れてきている。
客足が落ちると下のスタッフは更に育たない。客に接する機会が確実に減るわけだから当然だ。それらの状況を把握して適材適所に人材を配置しているかは、店長のその上の管理部署と言うことになる。しかし、その部署においても店長力と同じことが言えるわけで、やはり優秀な人材が指揮をしているかどうかが鍵となってくる。
行き着くところ、人は財産・・・となってしまうのである。