今年
今年一番の買い物は、何と言っても『iPhone 3GS』。話のタネにでもと買ってみたのだが、これがすごく面白くて便利。iPodとしての役割だけでなく携帯インターネットグッズとしてもかなり使える。おかげで持ち運び用のノートPCの出番が全くなってしまった。今では、iPhoneナシの生活は考えられないほど生活に密着してしまった。よもやこの歳になってこれほど影響を受けるグッズに出会うとは夢にも思わなかった。
とまぁ、こんな感じの今年だったのである。
40女と90日間で結婚する方法

docomoの専用動画サービス(って呼び方で良いのか?)BeeTVで5月から10分×12話で配信されたドラマ『40女と90日間で結婚する方法』がフジテレビ深夜で放送された。私めはdocomo携帯ではないのでBeeTVは見られないのだが、このドラマの名前だけは耳にしてたので夜11時30分から見てみた。
面白かった。何が?と訊かれると答えに窮するのだが、全体感と言うか空気感が妙に懐かしい感じがした。何で懐かしいの?と訊かれるとこれまた答えに窮するのだが。
恐らく往年のトレンディドラマに通ずる何かがあったのでは?と無理に分析してみた。特に主となるメッセージも含んでいないが、見た人それぞれが思い当たるような経験をしているような共通感。適度などんでん返し。それらの緩い強制感が心地良いのかもしれない。
久しぶりに面白いドラマに出会って、ちょっとラッキー。
中島美嘉

中島美嘉が良いらしいと、非常に狭い領域からの情報。
良いと言われてもどこから手を付けて良いのか分からない。TSUTAYAでCDをレンタルしようにも陳列棚に収まってる作品はかなり多い。初めて聴くならベスト盤が良いか?とも思ったが、この手のシンガーのベスト盤は商業的に成功を得た曲が多く入っているのだろうからシンガーの実体?からはほど遠いのでは・・・などと思いながらつい敬遠したままになってた。
このまま年越しだなと思っていたら、どうやら『LOVE』なるアルバムが聴く価値はあるとの情報をゲット。早速、レンタルで視聴。
聴き終えての感想は・・・なかなかgoodであった。予想以上にお歌が上手い。1曲目からジャズっぽいアレンジの曲をこなし、レゲエアレンジした田島貴男(オリジナル・ラヴ)の『接吻』もセンス良くカバーしている。この曲、実は日本のポップス史上かなりの名曲と思っていただけにカバーは嬉しい。どういう過程でこの曲を歌い収録したのかは知らないが身びいきしてしまう。
他のアルバムも良いのかは分からないが、少なくてもこの『LOVE』に関してはじゅうぶん聴きうるものであったことは確か。今年最後になるであろう良作に遭遇した。
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『イ・サン』完走

9月中旬から見始めた韓国時代劇ドラマ『イ・サン』。全77話をようやく完走。
韓国時代劇ドラマの『宮廷女官チャングムの誓い』『ホジュン』『商道』『ソドンヨ』と同じ監督作品のドラマだったが、『イ・サン』が一番面白かったかな。
イ・サンは、実在の人で朝鮮王朝第22代の王・正租(チョンジョ)の本名である。フィクションも多く入っているのだろうが、基本は事実に基づいていることを前提にするのであれば、この王様はずいぶん名君であったのだろうと思う。ただ、悲しいのは側近も含めて良い人材に恵まれてなかったことだろう。意地悪な見方をすれば、良い人材を身近に配置できなかったと言うことは、イ・サンに人徳がなかったと言えるのかもしれない。が、
韓国の歴史学者などに言わせると、イ・サンがもう少し長生きしてれば韓国の歴史は大きく変わったであろうとも明言しているようだ。そのことは、このドラマの中でのイ・サンの考え方や行動を見てると理解できる。よって、人徳がなかったと言うことではきっとないのであろう。四面楚歌の政治の場で心血注いだことにより寿命を縮めたのかもしれない。
何はともあれ、年内に長編ドラマを無事に完走できたことは、いくつか達成すべきことの中の一つはクリアしたことになるのである。小さいなぁ、自分・・・。
第52回有馬記念

競馬の締めくくり有馬記念。んー、残念ながらいくらスポーツ紙が一面で煽ろうが、この出走メンバーでは盛り上がろうはずもない。全くもって低調なメンバーで、これではG2レースに成り下がった有馬記念と言えよう。当然、こんなレースには100円すら参加料、観戦料と考えても使いたくないので馬券購入は見送り。
しかし、発送時間にはしっかりテレビ前に座って観戦。レースのほうも実況中継や競馬番組出演者が「感動」「歴史に残るレース」などの言葉を使って盛り上げようとしたが、平凡なレースのまま終わり。
今週中頃には、JRAの売り上げを含め数字的な総括がなされるだろうが、今年も前年比を下回ることは確実。ピーク時の20年前に比べたら売り上げは半分ぐらいなっているだろう。不況の時こそギャンブルは強いと言われてきたが、その言葉も空しいほどの深刻な不況なのか、あるいはJRAの開催すれば収入を得られるとの安易な発想から何の手立てもしない自業自得なのかは分からない。恐らくは、その両方なのだろうと思うが、グランプリと名をうった有馬記念にこのメンバーしか出走させられないJRAの内部仕組み(団体と馬主のチカラ関係のようなものなど)も大きな問題ではあるだろう。
馬が走っただけの有馬記念で今年の競馬も終了した。
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