和製○○

柳ジョージが亡くなった。60代前半だから若い死である。音楽的には、自分の趣味でないが「和製クラプトン」と言われてたことは覚えてる。確かにクチ髭をを携えたその風貌は70年代のクラプトンに似ていたかも。
ところで、本人は「和製クラプトン」と言われることをどう思っていたんだろう。若い時は、尊敬もきっとしてたであろうクラプトンを称した「和製クラプトン」を喜ばぬはずはないだろうが、歳を重ねるにつれてどうだったのか興味深い。
日本のマスコミやプロダクションも安易に「和製○○」とか言いだして売り込みを図ろうとする。愚の骨頂である。こうした表現は、決して本家を越すことが出来ないことに何故気づかないのか?和製ビヨンセや和製マドンナとしてデビューしてもビヨンセやマドンナを越えることなどあり得はしない。
いや、そんなことは気づいてるのかもしれない。恐らく、気持ちのどこかに「越えるわけないだろ」の気持ちもあるのかもしれない。そんな本家越えより、目先の知名度、 アピールが大事と言うことなのだろう。要は志低い、日本の芸能界と言うことに尽きる。
ともあれ、和製クラプトンの死に哀悼。
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