
また競馬の話。有馬記念、馬券買わずとも一番美しい形は、1着:レッドデイヴィス、2着:オルフェーヴル、3着:ブエナビスタだったと思うのだが・・・。
ブエナビスタは、来年以降の競馬のあるべき姿から考えると、オルフェーヴルに勝ってはいけなかった。三冠馬に勝っての引退は、来年以降のオルフェーヴルの勝利に水さすことになるから(もし、ブエナが出ていれば・・・って)。かと言って、大負けしては自分の偉業に泥塗る訳にはいかないから、着順はオルフェーヴルの一つ後ろが望ましい。
そして、オルフェーヴルが勝ってしまうと、来年以降のレースで相手ナシとの印象もついてしまい競馬に面白みがなくなってしまう。
であれば、オルフェーヴルのライバルとなる同世代の馬がオルフェーヴルより一つ上の着順に来るのが美しい。となると、武豊が急遽、騎乗することになったレッドデイヴィスに白羽の矢が立つのだった・・・。
しかし、結果は、1着:オルフェーヴル。7着:ブエナビスタ。9着:レッドデイヴィスと全くもって自分が描いた予想シナリオからかけ離れたモノになってしまった。
武豊の騎乗ぶりもパッとしなかったなぁ・・・。これで、武豊は24年連続の中央場所でのG1制覇の記録が止まってしまった。ジャパンカップ・ダートにスマートファルコンが出なかったことが悔やまれる。
そのスマートファルコンは、29日、大井で開催される東京大賞典に出走する。武豊が落馬さえしなければ、勝つことはまず間違いないだろう。
武豊のG1連続記録が止まったことで、今年のリーディングはどうなっているのか?と思い、JRAのサイト見てビックリ。今年、リーディングの16位だったんだなぁ・・・しかも、64勝しかしていない。常に140勝近くしていただけに信じられない数字である。更に驚くべきは、昨年2010年も69勝で15位に終わっている・・・。
もう終わってしまったのだろうか?淋しい限りである。
思えば、今年は他にも、野球:イチローのシーズン200本安打記録。将棋:羽生名人の王座連覇記録。サッカー:三浦知良の連続ゴール記録などが止まってしまったものが多い。
自分よりも若い世代ですら世代交代を余儀なくされた年だったんだなぁ・・・。
※掲示板『寄合処』は、
コチラから。
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