若い頃から、イイ男とは言われなくても「男前」ではいたいなといつも思っていた。
どこが違うのか具体的にはよく分からない。でも、ニュアンス的には分かっている。他所様見ても、イイ男なんだけど男前ではない男はすぐ分かる。紙一重の違いなのかもしれないし、もしすると天と地ほどの違いなのかもしれない。
もう一つの違いは、イイ男は落ちないが、男前は落ちるのである。と考えると、イイ男は先天性のモノで、男前は先天性のモノとは違うのかもしれない。秀才と天才の違いのようなモノか?いや、ちょっと違うような気がする。
落ちてしまう男前だから、落ちないように努力のようなモノが必要なのかもしれない。うん、何となく少しずつだが見えてきたぞ。
男前の中には、気前や気っ風も含んでいなければいけないのかもしれない。
気前・・・。コレも難しいな。単に金の払いが良いと言うだけなら単なるお大尽でしかないだろう。余談だが、大昔に「アッシー」「メッシー」「貢(みつぐ)くん」なんて言葉があった。アッシーは彼女を送り迎えする役目だ。メッシーは彼女に食事をおごる役である。貢くんは読んで字の如しで彼女に物品を買い与える役である。
自慢じゃないが、一人でこの3役全部やってた時代もあったが、決して気前が良いのとは違っていたように思う・・・(´Д`。)
では、気っ風・・・。気性のことなのかな。サッパリしている気性は必須と思われる。醤油顔がそのまま性格になっているとでも言おうか。サッパリな性格に加えて、思い切りの良さも必須アイテムかもしれない。
と言うことで、男前とは・・・。
容姿はより良いほうが良い。気前が良く、気っ風が良くなくてはいけない・・・と、簡単にまとめるとそんなところか?
いや、これ難しいぞ。よく今までこんなにハードルの高いところを目指したりキープしようとしてたものだわ。神をも畏れずとはこのことかもしれないぞ。
でも、心がけとしてはジジイになっても持っていたんだよね。
ところで、「女前」とはあまり言わないよね。でも、自分は昔から使ってた。「ちょっと、この頃、女前落ちてるぞ」なんて言った記憶あるもの。女前・・・じつはコレもあるんだよね。
女前の定義?については、また今度。
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