Donald Fagen / Nightfly

今宵のお供は、Donald Fagen『Nightfly』に決定。めっきり夜が涼しくなって、空中の空気の気泡のキメ細かさが明らかに変わってきている。きっと音の伝導率かも違うんじゃないのかなぁ。ちょっとこのアルバムで試してみようかな。1982年(昭和57年)リリース。
01. I.G.Y.
02. Green Flower Street
03. Ruby Baby
04. Maxine
05. New Frontier
06. The Nightfly
07. The Goodbye Look
08. Walk Between Raindrops
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David Bowieのホーム&アウェイ
ホーム&アウェイと言ってもサッカーの試合のことではない。David Bowieの話である。
昨日29日(日)WOWOWで午前11時半から9時間あまりBowie特集が組まれた。それもライブ映像がほとんどで。全部見覚えのあるライブ映像だったが、懐かしさと同時にBowieの凄味のようなものを改めて感じた。特に1983年のライブ「シリアス・ムーンライト・ツアー」は圧巻だった。
この「シリアス・ムーンライト・ツアー」は日本でも行われ大盛況を博した。BowieがEMIに移籍して商業路線に転じたアルバム「Let's Dance」をひっさげての来日公演だったことに加え、大島渚監督の映画「戦場のメリークリスマス」の公開もあったからだ。この映画への出演で新しいBowieのファン層が広がったと言えよう。
当時、テレビ朝日だったと思うが、映画とコンサートを合わせて企画番組で、Bowie、ビートたけしさん、大島渚監督らが一同に会した(坂本龍一さんもいたのかなぁ。全然記憶にない)。
その席でビートたけしさんがいつになく無口だったのを覚えている。司会者(誰であったかは失念)も、あまりに無口なたけしさんに「今日は静かですね。Bowieさんとは映画の撮影以来だと思いますが、久しぶりに会っていかがだったでしょう?」と言うような質問を投げた。
その質問にたけしさんは、モジモジしながら「いや、Davidとは撮影の時は、気軽に話して接することができたけど、今日のDavidはその時と全然違う。今回は、本業と言うかアーティストとして来日しているのでオーラが全然違う。だから全然、話せなくなっちゃって・・・(苦笑い)」と答えていた。
スゴイなぁと思って、その話を聞いていた。やはり映画に出ているBowieはアウェイで、コンサートで来日したBowieは世界の片隅の日本のコンサートであってもホームってことでしょ。その違いをオーラという言葉で瞬時に理解してしまったビートたけしさんもスゴイと思ったものだった。
そんなことを思い出した昨日のBowie特集だったという話でした。
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順番だよ

ホント、並ぶの好きだよねぇ、日本人は・・・( ̄^ ̄)
David Bowie / ジギー・スターダスト

今宵のお供は、David Bowie『ジギー・スターダスト』に決定。今日は昼前から半日近くWOWOWでDavid Bowie特集をやっていたこともあるが、Bowieも亡き友との大きな接点だった。今宵も友を偲ぶと同時に自分を見つめ直す意味でこのアルバム。1972年(昭和47年)リリース。原題:The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars
01. Five Years
02. Soul Love
03. Moonage Daydream
04. Starman
05. It Ain't Easy
06. Lady Stardust
07. Star
08. Hang On to Yourself
09. Ziggy Stardust
10. Suffragette City
11. Rock 'n' Roll Suicide
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哀愁の夕暮れ

間違いなく秋だなと感じるのは、陽が沈む景色が妙に哀しいこと。そう悲しいではなく哀しいこと。それは、ブリティッシュ系ロックシンガーの声にも似ているのかなぁ。ロッド・スチュワートだったり、ポール・ロジャースだったり、ジョン・ウェットンだったりの哀愁たっぷりの切ない歌声。
夏の日暮れには感じなかったのに、この頃の夕景は見ているだけで何となく胸に来るものがある。そう、これこそ秋の証しと言えるだろう。加えて、大福の笑顔が減って仏頂面が増えてきたことも秋の証し・・・ま、これは単に涼しくなってハァハァしなくて済むようになったからなのだが・・・。