辞める責任、辞めない責任
大事に関わった責任の取り方は、仕事を辞するというのが一番多いようだ。だが、これは土下座して謝るのと同じで一番簡単な責任の取り方のような気がしてならない。辞めずに仕事を続ける中で汚名返上・名誉挽回していくことが結果として責任となっていくのだと思うのだが・・・。
とは言え、お前は仕事続けないで良いから、すぐに辞めなさいなという場合もある。猪瀬都知事なんかは、その最たるものであろう。最初の釈明会見で背広の襟首まで頭皮からの汗が落ちて濡れるというのは、どう見ても汗かきすぎ。それもいわゆる嫌な汗・・・。
こうやって辞める責任と辞めない責任を考えてみると、辞めないべきな人が辞めて、辞めるべきな人が辞めない・・・という何とも皮肉な構図になっているところが世知辛い。
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×:元Beatles ○:元Wings
ポール・マッカートニーの来日公演も終わったが、意外に話題にならなかったなぁ。もっと大規模に話題になると思っていたが、普通の来日ミュージシャンと同じ程度なんだなぁ・・・淋しい。
実は、今回の来日公演。久しぶりにコンサートを見に行ってみようかなと思っていたのである。でも、今ひとつ躊躇してしまい、そうこうしているうちにチケットを入手するタイミングを失ってしまった。
何故に躊躇?
それは、自分にとってのポール・マッカートニーは、元Beatlesのポールではなく、元Wingsのポールなのである。今回の来日公演のセットリストを見ると、楽しそうな選曲ではあるが、幻となった1980年1月に行われるはずだったWings公演の中止を引きずってるのだと思う。
この時のWingsのメンバーは、ポール・マッカートニー、リンダ・マッカートニー、デニー・レイン、ジミー・マックロウ、ジョー・イングリッシュの5人。Wings最強メンバーである。このメンバーによるライブアルバム『Wings Over America』を聴けば、このバンドの完成度の高さが分かるというモノ。
そのライブアルバムの基となったライブ映画『Rockshow』が完全版としてDVD化されていることを、つい先日知った。これはもう天にも舞い上がりそうなニュースである。
こんなのが出ているなら、やはり今回のソロ公演は行かなくて正解だったかなと・・・。
Rockshow曲順:
01. Venus And Mars / Rock Show / Jet
02. Let Me Roll It
03. Spirits Of Ancient Egypt
04. Medicine Jar
05. Maybe I'm Amazed
06. Call Me Back Again
07. Lady Madonna
08. The Long And Winding Road
09. Live And Let Die
10. Picasso’s Last Words
11. Richard Cory
12. Bluebird
13. I've Just Seen A Face
14. Blackbird
15. Yesterday
16. You Gave Me The Answer
17. Magneto And Titanium Man
18. Go Now
19. My Love
20. Listen To What The Man Said
21. Let' Em In
22. Time To Hide
23. Silly Love Songs
24. Beware My Love
25. Letting Go
26. Band on the Run
27. Hi Hi Hi
28. Soily
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