朝の顔
さて、暦の上では今日から日常再開。でも、今日も休日として金、土、日の三連休にした人が多いのかも。さしずめ「GW名残連休」とでも称するか。
その平日の朝。出かける前に時計代わりにテレビを点けている人(家庭)ってけっこう多いように思う。かく言う自分もそのクチで、そんなにシッカリ見てないのにテレビを点けている。点けているのは(思いしろいな、見ていると言わない自分が)テレビ朝日の「グッド!モーニング」だ。他局の朝番組ではなく、テレ朝のこの番組なのは何故だろう?
強いて理由を挙げるとするなら、「安定感」とでも言うのだろうか。特にはしゃぎすぎることもなく、かと言って堅苦しさもない。朝の忙しい時間にブレーキをかけるようなことがないからだ。ややもすると何の特徴もなく・・・という風に聞こえてしまいそうだが、それは大間違い。この「ブレーキをかけることがない」ということは実は非常に大事なことだと思う。押しつけがましくなく大事なニュースや情報を伝える手法。演出によることももちろんあるのだろうが、メインキャスターである坪井直樹さんと松尾由美子さんのチカラによるところが一番大きいと思われる。どちらもテレビ朝日の局アナである。それを考えるとやはり局アナとしての素地が出来上がっていると言うことなのだろう。基本あってのバラエティ感覚・・・その比率が自分にマッチしているのであろう。どこか昭和臭い面もあり落ち着くとでも言えば良いのだろうか・・・。そして何より、お二人の笑顔が何とも心地良い。これぞ、まさに朝の顔。
写真に載っていないが、先のお二人に加えて田中萌さんという昨年入社であろう新人アナウンサーも出演している。きっと生真面目な性格なのだろう。一生懸命に番組に馴染もうとする姿が何とも初々しい(時には痛く見える時もあるが)。この三人のバランスが自分の朝には一番の空間である。
しかし、番組終了間際の一分間は次の番組へのバトンとして羽鳥慎一とのやり取りがあるのだが、このバード羽鳥の醸し出す雰囲気がそのまま番組のテイストになっている次の番組が始まるとチャンネルを替えてしまう。フリーになって以来、不健康に浮腫んでしまった顔つき。視聴者をナメているようなすべて日程紹介試合な番組進行。きっと金曜日にはまだ「Sir 長嶋一茂」を起用しているだろうな、たぶん。朝から不快になりたくないためのチャンネル変更である。
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