今宵のお供は、Elton John『live in Australia with the Melbourne Symphony Orchestra』に決定(実は昨夜、すでに聴いてしまったのだけど・・・)。
なにやら染みるアルバムが聴きたくなってきて選んだのがエルトン・ジョンのこのライブ・アルバム。噂によるとこのライブ・アルバムが収録されたツアーはエルトン・ジョンの覚悟のすわったツアーであった。このツアーの2年前に開催された世紀の音楽イベント「ライブ・エイド」終了後、クイーンのフレディー・マーキュリーを始め、ファッション界のゴルチェとか世界のエンタ界ではHIV感染が大きな話題になった。エルトン・ジョンも自分ももしかすると・・・と思っていたとか。死すら覚悟した彼が選んだのは、自身の楽曲の交響曲アレンジ化だった。そして、そのアレンジでのコンサート・ツアーをすることだった。選ばれたオーケストラは、オーストラリアのメルボルン交響楽団だった。
結局、死に対する恐怖はエルトンの思い過ごしだったようだが、とうの本人としては大真面目。それは、このライブ・アルバムでの彼の鬼気迫るボーカルを聴けば分かる。この時のライブの様子は、全世界で中継された(ライブ自体は1986年)。このアルバムは、2部構成のコンサートの2部のもので(1部は普通のロック・スタイルのライブ)、エルトンはモーツアルトのようなコスチュームでショーを演じている。
1987年(昭和62年)リリース。
01. Sixty Years On
02. I Need You To Turn To
03. The Greatest Discovery
04. Tonight
05. Sorry Seems to Be the Hardest Word
06. The King Must Die
07. Take Me to the Pilot
08. Tiny Dancer
09. Have Mercy On The Criminal
10. Madman Across the Water
11. Candle in the Wind
12. Burn Down the Mission
13. Your Song
14. Don't Let the Sun Go Down On Me
■ LIVE動画:Sixty Years On。
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Elton John
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