新富町の駅から地上に出てすぐのところにある中華料理屋『華桃』(カトウ)。店前の地下鉄入り口を利用するのも初めてだし、かなりの頻度で店前の通りを通るので店の存在こそ知っていたが入店するのは初めて。
お目当ては「麻婆焼きそば」。自分の固くなった頭の中ではなかなか理解できないメニューである。当然、焼きそばの上に麻婆豆腐が乗っているのだろうことは想像できるが味のほうはまったく想像できない。
店の扉を開けたら女性店員さん(料理人の奥様なのかな?)から「温かい担々麺だけ終わっちゃってます」との声がけ。「はい」の返事の代わりに「麻婆焼きそば、お願いします」って。
カウンター席だったので、一人で切り盛りしている料理人の様子を見ている。手際よく段取りよく注文を受けたメニューをこなしているさまがよく分る。丁寧な仕事ぶりである。どうやら自分の注文である「麻婆焼きそば」に取りかかるようである。焼きそばと麻婆豆腐を並行して作り始めた。ふむふむ、なるほど。焼きそばは両面焼きそばのような表面だけ焼き上げるタイプのようである。そりゃそうだ、ソース焼きそばのはずがないわな・・・。麻婆豆腐は絹ごしで綺麗にサイの目に刻んである。
そして、品出し。
どう見ても麻婆豆腐の平皿盛である。まさに恐る恐るという感じで豆腐をかき分けたら、出てきました!焼きそばが!なるほどねぇ、こういう感じなのか。まずは、焼きそばを食べてみる。イイ焼き具合だ。早くも麻婆豆腐と絡んで美味しいし好みである。さて、麻婆豆腐はといえば、こちらは絹ごしの食感が優しいが、辛味はしっかりと主張している。そして麻婆豆腐特有の痺れ感も存在している。
これはアリだな。できれば、ご飯があると尚良いかな。恐らくいえば出してくれるだろう。と、いうことで初体験の「麻婆焼きそば」の巻。
ところで、新富町はカテゴリ「その他の23区」と「築地界隈」のどちらにすべきだろうか?正確には「その他の23区」なのだろうが、「築地界隈」にしておこうかな。
■ 見た目は麻婆豆腐で登場。
■ ランチメニュー。
■ 店構え。
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