節電

今日は昨日までから一転して涼しくてしのぎやすい。こんな日が続いてくれるとヒステリックにも感じる「節電」シンドロームも緩和されると思うのだが。
それにしても「節電」。節電発想は正しいし、反対するどころか、むしろ協力する姿勢でいるのだが、どうも疑問に思う部分もある。マスコミも取り憑かれたように節電を呼びかけてるので、「節電」という言葉が年末の流行語大賞にでもなりそうな勢いだ。
気になるのは大規模な節電のこと。
例えば、通勤電車。休日ダイヤなどによる間引き運転や空調の節電が実施されている。それらのあおりを受けるのは通勤者。皆、暑そうに不機嫌そうな顔して電車から、駅から出てくる。
朝から不機嫌な気持ちで出社すれば、仕事に臨む心にも影響するだろう。仕事に対してのヤル気が落ちれば仕事率も低下する。そして生産率も落ちる。その結果、景気も悪くなるだろう。そうなれば最終的には、国力の低下まで発展するのでは?と考えるのは、決して大袈裟なことではないだろう。国力落ちれば、外交にも影響するし、何よりも大震災や原発事故による被害の復興にも悪影響が出るとも言える。
復興へのチカラは、心持ちの問題と言っても良いだろう。ヤル気が萎えればチカラなど出ようはずもない。
国の経済を支える勤め人達のヤル気を失わせるような節電ははたしてただしいことなのか?おおいに疑問を感じる。せめて電車の節電に関しては、通勤時の7時〜10時、17時〜20時は通常運転ダイヤとし、空調も通常化する。その分、それ以外の時間帯を間引き運転や節電空調にする・・・というようなことにはできないものか。
同様に、会社内や商業施設内のエレベーターやエスカレーターなども短絡的に稼働を控えるのではなく、違った発想で臨めないものかと思うのだが無理なことなのか・・・。
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