〜にしては・・・

何気なく使ってる言葉の中に、「〜にしては・・・」というのがある。例としては「あいつにしては、よくできたほうだ」「コンビニにしては、美味しいほうだ」「芸能人にしては、頭が良い」「500円にしては、マシなほうだ」とかだ。
要するに、上から目線の驕った言い方である。その驕りの基準になる部分が、その人の価値観となる事は言うまでもない。
その驕りの部分を取っ払った評価こそが本来の評価となるわけである。あいつは、頭が良いのか?美味しいのか?というシンプルな評価になるのである。
近所のスーパーの1階にある『源火』というラーメン屋で塩ラーメンを食した。美味しいのである、スーパーに入っている店にしては・・・。で、思ったのである。スーパーの1階の店じゃなかったら、どうなのか?って・・・。何とも情けない話ではないか。背景に惑わされて、自分がいないのである。ダメだな、これじゃ。
※掲示板『寄合処』は、コチラから。