種より個体

尖閣諸島を巡って、中国本土での日本バッシングが目立つこの頃。大福地区のコンビニやスーパーでは多くの中国人が働いている。彼ら彼女らの肩身はきっと狭いことだろう。実際、テレビでのデモとも言えない暴動の映像を見ていると日本人としては良い気持ちには当然ならない。だからと言って、町内で働く中国人が嫌いになるか?と言えば、それはまた別物である。そう、国籍よりも個人なのである。
同じようなことは犬社会でも言える。ある飼い主さんが「ウチの子、柴犬がダメなのよねぇ・・・」とか言う。おいおい、それは柴犬が全部ダメってことではないだろう?たまたまダメだった子が柴犬だったってことだし、それが幾つか続いただけってことだろうて。それが証拠に「おかしいわねぇ、柴犬ダメなのに、この子は(大福)平気だわ」って。はーい、よく考えてみよう。あなたの愛犬ちゃんは、犬種によっての嫌い苦手ではなく、個体によって判断しているのでありまーす。そう、種より個体なのである。