Mountain / The Best of Mountain
今宵のお供は、Mountain『The Best of Mountain』に決定。
内田裕也さんの訃報が自分でも驚く重くのしかかっているのにまずビックリ。裕也さんの歴史を思い巡らせていたら、フと思い出したのが、フェリックス・パッパラルディのこと。ハードロック・バンド、マウンテンのリーダーであり同バンドのベーシストだ。すでに故人であるが、裕也さんとの接点は、裕也さんがプロデュースして1975年に開催された『第1回ワールド・ロック・フェスティバル』。ジェフ・ベックやニューヨーク・ドールズ、四人囃子、クリエイションなども出演してた。残念ながらパッパラルディは、マウンテンNとしてではなくソロ・ベーシストとして参加だった。
パッパラルディのベースは、テクニックよりもベースの音というかトーンが好きだった。マウンテンでは、そのベースの音がレスリー・ウェストのギターと絡み合った瞬間にマウンテン・サウンドとして確立されていた。そのサウンドが急に聴きたくなってしまったのである。しかもベスト盤を選んでしまった。オリジナル・アルバムの中からは選びきれず、てんこ盛りのベスト盤を。しかし、マウンテンNが見事に凝縮されているアルバムであることは間違いないのである。
このベスト盤。最初にリリースされた1973年(昭和48年)で、12曲の収録だった。しかし、再発された時は、4曲増えて16曲になっていた。収録時間が長くないと商売にならない時代の象徴なのかもしれない。2003年(平成15年)リリース。
01. Never In My Life
02. Taunta (Sammy’s Tune)
03. Nantucket Sleighride
04. Roll Over Beethoven
05. For Yasgur’s Farm
06. The Animal Trainer and the Toad
07. Mississippi Queen
08. King’s Chorale
09. Boys in the Band
10. Don’t Look Around
11. Theme for an Imaginary Western
12. Crossroader
13. Long Red
14. Dreams of Milk & Honey
15. Silver Paper
16. Travelin' in the Dark (To E.M.P.)
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tag : 今宵のお供 Mountain マウンテン フェリックス・パッパラルディ 12曲盤 16曲盤 2003年 平成15年 内田裕也